【結婚式の打ち合わせ】回数や時期、服装や持ちもの、打ち合わせ内容についてご紹介!
前回の記事「【ブライダルエステとは?】種類や内容、メリット・デメリットをご紹介!」では、新婦が気になるブライダルエステについてご紹介しました。
今回は結婚式準備のポイント「結婚式場との打ち合わせ」についてみていきましょう。
結婚式場が決まり挙式日が近づいてくると、いよいよプランナーとの打ち合わせがスタートします。
最初に打ち合わせの流れを説明してもらっていても、しっかりと覚えていなかったり何から始めればいいのかわからなかったりしますよね。
そこでこの記事では、一般的な打ち合わせの時期や回数、内容についてご紹介します。
事前に打ち合わせの流れを把握して、打ち合わせをスムーズに進めてくださいね。
結婚式の打ち合わせの基本事項
結婚式を行うには、決めなければいけないことがたくさんあります。料理や装花、披露宴での演出、披露宴の進行内容などさまざまです。
ひとつひとつを相談しながら決めていくのが「結婚式の打ち合わせ」になります。結婚式場のプランナーとの打ち合わせがメインになりますが、その他にも装花スタッフや司会者などの打ち合わせも必要です。
ここではまず、結婚式の打ち合わせの基本事項についてご紹介します。事前に知っておけば、安心して打ち合わせに参加できますね。
打ち合わせ開始時期
結婚式の打ち合わせは一般的に4~3ヶ月前にスタートします。
結婚式場を決定するのは半年~1年前が多くなっていますが、結婚式場を決定してもすぐに打ち合わせが始まるわけではありません。
打ち合わせスタートまでに時間が空くので、衣裳選びや結婚式のイメージを膨らませるなどできることをしておくといいですね。
打ち合わせの回数と所要時間
結婚式の打ち合わせの回数は、平均すると約4回になります。
しかし、式場や披露宴の規模、お二人の要望によって回数が多くなったり少なくなったりする場合も。それぞれの式場で打ち合わせのスケジュールが組まれているので、結婚式場を決定後にプランナーにしっかりと確認するようにしましょう。
また、結婚式の打ち合わせの所要時間は平均すると約2時間~2時間半ほどになります。
しかし、具体的に内容を決めていく打ち合わせでは4~5時間かかることも。打ち合わせの内容や時間について希望がある場合は、早めにプランナーに相談するようにしましょう。
打ち合わせ時の服装
結婚式の打ち合わせ時の服装はいつも通りのカジュアルな服装でOKです。
少しフォーマルな服装にした方がいいのでは…?と思う方もいるかと思いますが、長時間の打ち合わせでも苦痛にならない普段着で行きましょう。
ただし、打ち合わせを行う場所は結婚式場なので、日によっては実際に結婚式が行われていて新郎新婦や列席者がいる場合があります。露出の多い服を避けるなど、主役である新郎新婦を不快にさせない配慮が必要です。
打ち合わせの持ち物
結婚式の打ち合わせに持って行くと便利な持ち物は以下の通りです。
- 筆記用具
- スケジュール帳
- カメラ(スマホでOK)
- 結婚式の理想のイメージ画像(あれば)
結婚式の打ち合わせでは話し合う内容がたくさんあるので、プランナーと話して決めたことや検討しなければならないことなどは細かくメモをするようにしましょう。次回までに考えておくべきことや提出するものなども出されるので、やるべきことをメモして明確にしておくと家に帰ってからもスムーズに準備が進められます。
打ち合わせの最後には、次回の打ち合わせ日程を相談する必要があるのでお二人のスケジュール帳をもっていくのがおすすめです。
また、テーブルコーディネートや装花のサンプルなどは、カメラやスマホで記録しておくと便利。家に帰ってじっくり時間をかけて選ぶことができますよ。
さらに、結婚式の理想イメージ画像などがある場合は、持って行くことでプランナーに希望が伝わりやすくなるのでおすすめです。言葉では伝わりにくい色味やイメージなども、イメージ画像があればより明確に伝えられますよ。
打ち合わせ4回の内容と時期
ここからは、打ち合わせの大まかな内容と打ち合わせの時期についてみていきましょう。ざっくりとスケジュールを把握しておけば、スムーズに結婚式の準備を進められますよ。
1回目の打ち合わせ:結婚式4~3ヶ月前
1回目の打ち合わせは、結婚式の4~3ヶ月前に行われます。この時に担当プランナーと初めて顔を合わせるという方もいるでしょう。
1回目の打ち合わせの主な内容は以下の通りです。
結婚式のイメージやテーマ決め
お二人とプランナーはまだお互いのことをあまり知らないので、自己紹介をしつつどんな結婚式にしたいのかなどを打ち合わせします。結婚式への理想や要望などがあればしっかりと伝えるようにしましょう。
また、理想の結婚式イメージを話しながら、結婚式のテーマを決めるのがおすすめ。結婚式のテーマが決まっていると、そのテーマに沿って今後さまざまなアイテムを決めやすくなりますよ。
招待状
1回目の打ち合わせのメインになるのが、「招待状」についてです。招待状を作成するにあたって決めなければいけないことはいくつかあります。
・招待状のデザイン
・差出人の名義
・文面
・発注する部数
・発送日と返信期日
招待状を式場で発注するのか自分たちで手配するのかによっても流れが変わってくるので、自分たちで準備する予定の方はこの時にしっかりとプランナーに伝えておきましょう。
自作する場合でも招待状の文面はプランナーにチェックしてもらうのがおすすめ。招待状は結婚式の重要なアイテムのひとつなので、間違いなどがないようにプロに最終チェックしてもらうと安心です。
当日のスケジュール説明
結婚式当日のお二人の大まかな動きや披露宴の流れについて説明を受けます。ここでの説明はあくまで基本的な流れについてなので、この流れを元にお二人の希望をヒアリングして披露宴の進行や1日のタイムスケジュールを組んでいくのです。
ただし、1回目の打ち合わせはスケジュール説明なので、希望の進行や演出が決まっていなくても大丈夫ですよ。
司会者の申し込み
披露宴の司会者を決定します。司会者を指名できる場合は、司会者のプロフィールなどを見てどの司会者にお願いしたいのかを決めましょう。
決められない場合は、男性・女性や明るい人・ベテランの人などの希望をプランナーに伝えて選んでもらうのもいいですね。
今後の打ち合わせのスケジュール確認
2回目以降の打ち合わせの内容やスケジュールを確認します。
次回の打ち合わせまでにやっておくべきことや、打ち合わせで話す内容を確認しておくとスムーズに進められますよ。
2回目の打ち合わせ:結婚式2か月前
2回目の打ち合わせは、結婚式の約2か月前に行われます。
この打ち合わせではより具体的に結婚式の内容を決めていくことになります。
結婚式の進行や演出内容を決める
基本的な結婚式の進行に沿って、お二人の要望を取り入れながら時間配分や全体の流れを決めていきます。
ウェディングケーキ入刀やファーストバイト、キャンドルサービスなど必ず取り入れたい演出を事前にお二人で話し合っておくようにしましょう。
料理・ドリンク
ゲストの楽しみである料理やドリンクは慎重に検討しましょう。試食会などに参加できるようであれば、実際に試食してから決めるのがおすすめです。食物アレルギーを持つゲストへの対応などもここで確認しておくといいですね。
また、ドリンクについてはフリードリンク制の場合が多くなっていますが、プランによって含まれているドリンクの種類はさまざまです。ゲストの顔ぶれを意識しながら最適なプランを選びましょう。
ウェディングケーキ
ウェディングケーキはケーキ入刀やファーストバイトなどの演出で注目を浴びるアイテムです。式場で用意されているデザインのケーキや、オリジナルのウェディングケーキを作れる式場もあります。
写真に写る機会も多いので、こだわりたい方はお二人ならではのオリジナルウェディングケーキを考えてみるのもおすすめです。
引出物・引菓子・プチギフト
式場から渡されたカタログの中から贈りたいものを選んでいきます。引出物はいただいたご祝儀へのお返しになるので、金額や相手との関係性に合わせて贈り分けするのがおすすめです。
贈り分けする場合はプランナーにその旨をしっかりと伝えるようにしましょう。
ブーケ・装花・テーブルコーディネート
ブーケや装花に関しては、式場提携の装花担当者と打ち合わせすることが多くなっています。
実際の写真やカタログなどを見ながら、新婦が持つブーケやお二人が座るメインテーブル、ゲストテーブルの装花を決めていきます。お花の色や使うお花の種類によって会場の雰囲気がとても変わってくるので、イメージや理想の装花画像などがあれば用意しておくようにしましょう。
装花のイメージに合わせてテーブルクロスやナフキンのカラーなどのテーブルコーディネートも決めていきます。
BGM
披露宴の進行に合わせてBGMを自分たちで選ぶのか式場にお任せするのかを決める必要があります。BGMを流すタイミングなども確認するといいですね。
自分たちで選ぶ場合は、著作権の問題などがあるのでプランナーにしっかりと確認しながら進めるようにしましょう。
写真・映像
結婚式当日の写真や映像をカメラマンに発注するかどうかなどを決めていきます。
また、披露宴の中で流す映像作品についても式場に頼むのか自分たちで作成や手配するのか決めなければいけません。
式場にお願いする場合は、写真アルバムや映像商品のサンプルなどを見せてもらうといいでしょう。
3回目の打ち合わせ:結婚式1ヶ月前
3回目の打ち合わせは結婚式の約1ヶ月前に行われます。
1ヶ月前になると招待状の返信ハガキが返ってくるためゲストの人数が決まってくる時期でもあり、この打ち合わせでさまざまなアイテムを決定していきます。
進行や見積もり内容決定
2回目の打ち合わせで決めた進行や各アイテムの内容を確認しながら決定していきます。
悩んでしまう項目もあるかと思いますが、じっくりプランナーと話し合ってお二人にとって良いものを選びましょう。
席次表の提出
ゲストの顔ぶれが決まってくるので、ゲストの配席を決めて席次表を作成していきます。名前と肩書きを入れてプランナーに提出しましょう。
司会者との打ち合わせ
プランナーと打ち合わせで決めた進行を元に、司会者と進行内容についてひとつひとつ確認していきます。
プロフィール紹介の内容などを決めていくので、紹介して欲しいエピソードや言わないでほしい内容などがあればここでしっかりと司会者に伝えるようにしましょう。
最終の打ち合わせ:結婚式2週間~10日前
最終の打ち合わせは結婚式2週間~10日前に行われます。
この打ち合わせでは今までの打ち合わせで決めたことの最終確認がメインになります。
すべてのアイテムや席次表を決定
打ち合わせで保留になっていたことや、要確認になっていたことなどをすべて決定していきます。
ゲストの人数に変更があった場合もここで修正し、席次表や席札もチェックします。
持ち込みアイテムの提出
自分たちでプロフィールムービーなどを作った場合は、この打ち合わせで提出します。早めに提出しておけば、映像がしっかりと流れるかどうかを確認できるので安心です。
また、BGMを持ち込む場合もこのときに提出します。
ウェルカムボードなど当日飾る手作りのウェディングアイテムは、搬入日が別日に指定されることもあるので確認するようにしましょう。
最終見積もり
全て決定した上での最終的な見積もりを受け取ります。支払いの期日や支払い方法などの説明を受けるので、メモをとっておくと安心ですよ。
まとめ
今回は打ち合わせの基本事項やそれぞれの打ち合わせ内容をご紹介しました。
結婚式の打ち合わせでは決めなければいけないことがたくさんあります。
決めきれずに悩んでしまうこともあるかと思いますが、せっかくの結婚式の打ち合わせなので楽しんで進められるといいですね。
疑問に思ったことや質問などはためておかずにプランナーにメールや電話で相談して、スムーズに打ち合わせを進めていきましょう。
最近投稿したコラム「結婚準備の段取りスケジュール」についてもあわせてご覧いただくと、結婚準備の計画を立てられて、式場との打ち合わせがを進めやすくなりますよ。
あわせて、ご覧下さいね!