【結婚式の後悔】 結婚準備中のカップルに伝えたい注意点Part1
皆さんこんにちは。
PARTYレポート第3弾は、「結婚式における後悔」をテーマにご紹介していきます。
また、この「結婚式での後悔とは?」のレポートは、様々なパターンや注意点をお伝えし、少しでも多くの新郎新婦に参考になってほしいと思いますので、2回に分けて投稿し、計6例を紹介していきます!
結婚式って、安い買い物ではありません。
それなのに結婚式当日に用意されるものは、打合せは行うし、希望は伝えられるが、完成イメージを実際に見られないことが多いのです。
そのため、結婚式当日にイメージと違ったり、伝えた希望が反映されていなかったりと、結婚式が終わった後も心残りになってしまうことがあります。
結婚式の後悔の多くは「準備不足」
準備不足は、結婚式で後悔している最も多い事例です。式当日のさまざまなトラブルの背景には、事前の準備の不足が隠れていることが多いのです。
- ウェルカムボードの制作が間に合わず、利用できなかった
- 手作りのメニューカードやプログラムが完成せず、普通の印刷になってしまった
- 会場装飾のが間に合わず、希望する雰囲気が作れなかった
- 料理の発注が遅れ、料理の変更するしかなかった
- 余興の練習ができず、当日のゲストの反応が悪かった
- タイムスケジュールが詰め込み過ぎで、落ち着いて式を行えなかった
このような準備不足の背景には、しっかりとした計画の立案や、優先順位の設定が不足していたことが考えられます。結婚式の準備には多くの工程があり、それらを適切に管理していくことが重要なのです。
準備不足を避けるためには、まず結婚式の準備工程を細かくスケジュール化し、それぞれの完了期限を明確にすることが欠かせません。そして、優先度の高い作業から着手していくことで、重要な部分を確実に仕上げていくことができます。
また、手作りアイテムなど、時間がかかる部分については、余裕を持って事前に制作を進めておくことも大切です。
他にも様々な準備不足による後悔が起こっています。
衣装選びの失敗
ある新婦の例をご紹介します。
この新婦は、理想のデザインのドレスを見つけたものの、予約が取れなかったそうです。慌ててほかのドレス店を探しましたが、結局自分に合ったドレスが見つからず、当日は気に入らない服装で式に臨むことになってしまったそうです。また、色合いも自分の肌トーンに合わないものを選んでしまい、写真を見返すたびに後悔しているそうです。
このような事態を避けるためには、まずドレス選びを早めに行うことが重要です。理想のドレスがある場合は、できるだけ早期に予約を入れておくことで、確実に手に入れることができます。また、複数の店舗を回って比較検討することで、自分に最も合ったドレスを見つけられるはずです。
さらに、ドレスの選択に際しては、自分の体型に合ったデザインかどうかを慎重に確認することも欠かせません。同じデザインでも、体型によって印象が大きく変わってくるため、試着を重ねて自分に最適なものを見極める必要があります。
このように、ドレス選びの段階から十分な時間を確保し、自分に合ったものを慎重に選ぶことが、後悔を避ける秘訣です。理想のドレスを見つけ、自信を持って式に臨めるよう、ゆとりを持って準備を進めましょう。
ヘアメイクの後悔
ヘアメイクについても、ある新婦の例を紹介します。
この新婦は、忙しさから本番前のメイクリハーサルを行わずに当日を迎えてしまいました。その結果、当日のヘアメイクが自分の希望とは大きく異なるものになってしまったそうです。写真を見返すたびに、自分に合わないスタイルだったと後悔しているそうです。
このような事態を避けるためには、メイクリハーサルを必ず行うことが重要です。事前に理想のイメージを共有し、ヘアメイクアーティストと十分な打ち合わせを行うことで、当日の仕上がりを確認できます。リハーサルでは、自分に合ったスタイルかどうかを確認し、必要に応じて修正を加えることができます。
また、当日のスケジュールにも余裕を持つことが欠かせません。慌てずに、ゆっくりとメイクアップの仕上がりを確認できるよう、時間的な余裕を設けましょう。急ぐ必要がなければ、最終的な調整を行うこともできます。
このように、事前のリハーサルと当日の余裕ある時間配分が、理想のヘアメイクを実現するための秘訣です。自分に合ったスタイルで、自信を持って式に臨めるよう、しっかりとした準備を心がけましょう。
挙式中の緊張
結婚式の挙式中の緊張については、多くの新郎新婦が後悔する事例として挙げられています。
ある新郎新婦の例では、緊張のあまり、挙式の流れに集中できず、楽しむことができなかったそうです。緊張のためにスムーズに誓いの言葉を述べられず、後々その場面を振り返って残念に思ったそうです。
このような緊張による後悔を避けるためには、まずリハーサルを何度も行い、式の流れを完全に理解しておくことが重要です。リハーサルを重ねることで、当日の流れに慣れ、自信を持って挙式に臨めるはずです。
また、当日は深呼吸をするなどして、リラックスした状態を保つよう心がけましょう。緊張しすぎると、自分の気持ちや周囲の様子に気づくことができなくなってしまいます。リラックスした状態で式に臨むことで、新郎新婦らしさを発揮し、心に残る挙式になるはずです。
このように、リハーサルの徹底と、当日のリラックスした心構えが、挙式中の緊張を和らげ、最高の思い出に残る式を実現するカギとなります。準備を怠らず、自信を持って臨むことが重要です。
披露宴の後悔
結婚式の披露宴においても、後悔の声が多く聞かれます。
ある新郎新婦の場合、披露宴の演出を詰め込みすぎてしまい、ゲストとざっくばらんに話す時間が十分に取れませんでした。式が進行するのが早く、ゲストとの交流を深められなかったことを後悔しているそうです。また、料理の量も足りずに、ゲストに十分に振る舞えなかったことにも後悔の念があるそうです。
このような事態を避けるためには、まずゲストとの交流時間を十分に確保することが重要です。演出は適度に抑え、ゲストとゆっくりと話せる時間を設けましょう。また、料理の量も過不足のないよう、慎重に計画する必要があります。
このように、披露宴では「ゲストとの交流」「料理や飲み物の量」といった点に十分な配慮が必要です。ゲストの満足度を高めるためには、これらの要素をバランス良く設計することが重要です。事前の準備を怠らず、充実した披露宴を実現しましょう。
写真・ムービーでの後悔
ある新郎新婦の例では、写真撮影はプロに依頼したものの、動画撮影を行わなかったことを後悔しているそうです。写真だけでは当日の雰囲気や感動を十分に残すことができず、動画があれば、より生き生きとした思い出を残せたはずだと述べています。また、写真撮影についても、撮影してほしいシーンを事前に伝えきれておらず、思い出の一部が残せなかったことを残念に思っているそうです。
このような後悔を避けるためには、プロのカメラマンに依頼し、撮影したいシーンを詳細に伝えることが重要です。当日の流れや、特に残したい瞬間などを事前に共有しておけば、抜けがちな場面も確実に撮影できるはずです。
また、動画撮影の検討も強くおすすめします。写真だけでは伝えきれない、当日の生の雰囲気や感動を残すことができます。動画があれば、後々何度でも当時の様子を振り返ることができ、より生き生きとした思い出が残せるでしょう。
このように、写真とムービーの両方を活用し、事前の打ち合わせを十分に行うことで、結婚式当日の様子を余すところなく記録することができます。後悔のない、素晴らしい思い出を残すことができるはずです。
演出の失敗
演出の失敗は、後悔の声が多く聞かれる事例の1つです。
ある新郎新婦の例では、照明やBGMなどの演出が上手くいかず、全体の雰囲気が損なわれてしまったそうです。式場のプランナーや照明担当者との事前の打ち合わせが不足していたことが原因だと述べています。
照明やBGMなどの演出は、結婚式の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。しかし、その設定や調整には専門的な知識が必要であり、新郎新婦だけで完璧に行うのは難しいのが実情です。そのため、失敗を避けるためには、プランナーや照明担当者などの専門家と十分な打ち合わせを行うことが不可欠です。演出に関する理想や要望を細かく伝え、専門家のアドバイスを得ながら、最適な演出を設計していくことが重要です。
このように、演出に関する事前の準備と、専門家との緊密な連携が、結婚式の雰囲気を最大限に引き出すカギとなります。演出の失敗を避け、ゲストの心に残る素晴らしい式を実現するためには、これらの取り組みが重要です。
予算オーバー
予算オーバーが大きな後悔の要因となっている事例もよく見られます。
ある新郎新婦の例では、挙式や披露宴、衣装やアイテムなど、様々な費用が想定以上にかかり、理想の結婚式を執り行うことができなかったと述べています。
結婚式の準備には多くの費用がかかりますが、それらを適切に管理し、予算内に収めることが重要です。しかし、費用の見積もりを甘く見たり、予期せぬ出費が発生したりと、予算オーバーに陥るケースは少なくありません。
このような後悔を避けるためには、まず結婚式の全体像を把握し、細かい費用項目を洗い出すことが欠かせません。挙式、披露宴、衣装、装花、引き出物など、すべての費用を見積もってもらい、合計金額をしっかりと把握しておきましょう。そして、その金額が自身の予算の範囲内であるかどうかを慎重に検討する必要があります。
また、予算オーバーを防ぐには、予算の余裕を持つことも重要です。必要最小限の費用以外にも、予期せぬ出費に備えて、一定の予備費を設けておくことをおすすめします。
では、ここからは次世代カップルの後悔を最小限にするためにも、先輩カップルの経験談を見ていきましょう!
Report:1 夢の世界から一気に現実へ引き戻された瞬間
蒼汰さん&佳菜絵さん(仮名)
ご家族が遠方に住んでいらっしゃる蒼汰さんと佳菜絵さん。
そんなおふたりは式場探しの際に、新幹線が停まる駅からの立地が良く、親御様が宿泊できるホテルであることを条件に見学をしていました。
そしておふたりが選んだのは、金額が抑えられる中規模の日系ホテル。
結婚式当日は、朝から準備は滞りなく進み、ヘアメイクもドレス姿もイメージ通りで大満足。
厳かなチャペルで挙式を執り行い、気分はまさに非現実的な夢の世界。普段はクールな蒼汰さんも、珍しくテンションが上がっていました。
さあ次はいよいよ、披露宴入場!ドキドキしながら入場扉の前でスタンバイ。
スタッフの方が入場後の流れを説明しているその時…
少し離れた扉から、拍手の音と、盛り上がった音楽が聞こえてきました。
そう、隣の会場で披露宴をしていた他の新郎新婦が、カラードレス姿で退場してきたのです…。
蒼汰さんと佳菜絵さんの気分は、夢の世界から一気に現実気分へ。
「絶対に他の新郎新婦とはバッティングしません」「ふたりの貸し切りです」等と言われていた訳ではないので、この件で式場側を責めることはありませんでしたが、いざ経験をしてみると良い気分ではなかったので、事前に気になったと伝えるべきだったと佳菜絵さんは後悔したのです。
式当日までにゲストと新郎新婦どちらの目線でも会場をチェック!
実は、結婚式を迎える当日まで、おふたりの導線や、ゲストの導線を知っているという新郎新婦はほとんどいません。
それもそのはずです。式場見学時は導線よりもチャペルや会場の雰囲気が好みかどうか、アクセスは良いのか、予算は見合っているのか…と考えるべきことが沢山あるからです。
そして打合せが始まると、日々の生活に加えてドレス選びや招待状の準備、お花やヘアメイクのイメージ決定等、考えることや準備すべくことが更に増えていくのです。
また担当スタッフも打合せスケジュールが詰まっているため、あえて式場側から会場見学を提案することも少ないと思います。
式場を探す段階でゲストと新郎新婦目線で見学が出来れば1番ですが、難しいかと思いますので、式当日までに一度式場見学を申し出ることをオススメします。
担当スタッフも忙しそうだし言いにくいな…という場合には、「親が見学したいと言っている」「親に写真や動画を送って説明したい」と親御様の見学としてお願いしてみましょう!快く案内してくれるはずです。
Report:2 コストカットが大後悔に繋がる…
裕也さん&琴美さん
裕也さんと琴美さんは、とても堅実で、結婚式への予算、マイホーム、子ども貯金など、すべての費用の振り分けをしっかりと考えていたため、見積もりを出す打合せの後、とても悩んでいました。
多少は上がると思っていた見積もりですが、想定以上に金額アップしてしまったのです。
そこでふたりは、結婚式のコストカットへ踏み出します。
出来る限り手作りで持ち込みをする、お花は最低限のボリュームにする、美容プランに含まれていないオプションの「ヘアメイクのリハーサルは無し」にする等…。
可能な限りのコストカットを行い、何とか理想の見積もり金額に近づけることができましたが、これが後に大後悔へと繋がってしまうのです…。
琴美さんが心から後悔したのは、ヘアメイクのリハーサルを行わなかったことでした。
打合せ担当スタッフからは、ヘアメイクリハーサルはそのまま残した方が良いと助言されましたが、プロのスタイリストなのだから、イメージ画像を見せれば問題ないだろうと考えていました。
しかし、当日担当してくれたのは、想像よりも年齢の高いスタイリストで、ヘアセットは問題なくても、完成したメイクが、何だか一昔前…。これだったら、自分でした方がマシとすら思え、イメージ画像とも大きく異なって見えました。
準備時間ギリギリに仕上がったこともあり、琴美さんはメイクが気に入らないと伝えることも出来ず…裕也さんはメイク等に疎いこともあり、気にならないと言ってくれましたが、琴美さんの気持ちは晴れず、笑顔もぎこちなくなってしまい…。
ヘアメイクリハーサルをランクアップしていたら、4万円の見積もりアップでした。予算はオーバーしていても、4万円には価値があったと、琴美さんは後悔したのです。
式場契約の前に見積もりをリアルに作ってもらおう
「思っていたよりも見積もりが上がった」という問題の全ての原因は、契約時の見積もりにあります。式場側は契約を取ることが第一ですので、式場によっては見積もりが本当に必要最低限である場合が多々あるのが現実です。
また、案内スタッフに「予算が厳しいから見積もりは盛って作ってほしい」とお願いしても、50%程度の盛り具合で作られてしまうこともあります。そうしないと、高すぎて契約してもらえないからです。
そのため、何よりも大事なのは、「この式場で契約しようかな」と思ったのであれば、どんなに時間がかかってもアイテム1つ1つのプランを全て教えてもらい、その中でどのプランが希望なのかを伝えた上で、見積もりを作ってもらうことです。
そんなこと言うと面倒くさがられるのでは…と思うかもしれませんが、打合せが始まってから思っていたよりも高い!となるよりも断然良いですよね
可能な限り自分とスタッフのイメージを近づけよう
今回のヘアメイクのリハーサルは、お願いをすれば実際にヘアメイクを行うことができるので、自分のイメージを形にしやすいものですが、アイテムによっては当日までどうなるか分からないというのもの多々あります。
例えば、テーブル装花は、使用したい花材や色と、花瓶などの形を打合せで選びますが、実際のイメージ画像は基本もらえません。しかし、イメージ画像が欲しいと伝えれば、絵や合成画像で作成してくれますので、不安な場合は必ず伝えましょう!
また、当たり前に撮影すると思っていた写真が、撮影されなかったということもあります。例えば、新婦とお母さんの2ショットや、料理の写真や、テーブルコーディネートの写真などです。そのため、希望の写真カットを事前に伝えておくことも大切です。
その他、ドレスの着付けや、ヘアメイクリハーサル等、完成度や担当者の技術に不安があれば、遠慮なく式場へ申し付け、担当を変えてもらう・再リハーサルを行う等の対応をお願いしましょう。
細かいと思われるかも…と不安になるかもしれませんが、一生に一度、やり直しの出来ない結婚式ですから、細かいくらいがちょうど良いのです。
Report:3 お願いしていたことを忘れられてしまった
慎二さん&朱音さん
慎二さんと朱音さんは、式場と2回の打合せをしましたが、1回目の打合せの時から、「新婦の姪っ子に、リングガールをお願いしたい。」と伝えてありました。
2回目の打合せでは、挙式・披露宴の進行について話をしましたが、挙式については流れの説明のみ。打合せが終わってお見送りというタイミングで、そういえばリングガールの確認が無かったことを不安に思い、朱音さんから担当スタッフへ確認をすることに。
すると担当スタッフはメモを見返して、「そうですよね!華ちゃんは○時○分までにきてください!当日が楽しみですね♪」と悪びれずに明るく話したので、少し不安には思ったものの、大丈夫だろうと安心してしまったのです。
こうして迎えた結婚式当日…。結果として、華ちゃんはリングガールを行うことはできませんでした。
挙式リハーサルに華ちゃんの姿は無く、挙式でも案内されることはありません。
普通気付くのではないか?と思うかもしれませんが、緊張している中、次々と進んでいく進行に精一杯で、いざ本番になってアレ!?となる方もいます。妹さんも華ちゃんのお世話に追われ、そろそろかな?と思いつつも気付けば挙式開式になってしまったそうです。
原因は、担当スタッフが自分のメモに書いたことを、おふたりや他スタッフと共有する書類へ落とし込み忘れたことでした。スタッフから謝罪され、披露宴内で華ちゃんの出番を用意してくれましたが、もっとグッズを預けた時や当日に最終確認をすべきだったと、後悔しています。
共有資料に記載されているかを確認しよう
打合せで決定したことを元に、進行表や見積書、席次表などが作成されます。そこには例えば、ゲストのアレルギー食材であったり、イレギュラーな対応方法であったり、何のBGMを流すかであったり、スタッフ間で共有すべき内容が全て記載されているはずです。
そしてそれは、スタッフから新郎新婦へ控えとして渡されるべき書類になります。
打合せを終えた後、すぐにではなかったとしても、家に帰って記憶が新しいうちに、打合せで話したことが漏れなく記載されているかを必ず確認しましょう。打合せで話す内容は多岐に渡るため、落とし込み損ねてしまうこともあります。本来であれば、ミスなく対応してほしいですが、自分の結婚式のためにも、自分の目で確認することが大切です。
まとめ
如何でしたでしょうか。
まさか自分の式場はこんなことにはならないはず…とお思いかもしれませんが、
結婚式は全て「人」が作りだす時間・空間であるため、驚くようなミスや思い違いが発生してしまうことがあります。
でも結婚式はやり直せません。結婚式での後悔は、次に生かされることはなく、ずっと心の奥に残ってしまうのです…。だからこそこのレポートを読んで、少しでもご自身の結婚式で後悔をしないために、気を付けていただけると嬉しいです。