【ウェディングアイテムの準備】ウェディングアイテムとは?種類や手配方法をご紹介!
前回の記事「【結婚式の二次会はどうする?】メリット・デメリットやスケジュールをご紹介!」では、結婚式の二次会についてご紹介しました。
ここでは、結婚式準備のポイント「ウェディングアイテムの手配・作成」についてみていきましょう。
結婚式ではさまざまなウェディングアイテムを用意する必要があります。
「ウェディングアイテム」と聞いても、具体的に何を指しているのかわからない人もいますよね。何を用意すればいいのか分からず困っている人も多いはず。
そこでこの記事では、ウェディングアイテムの種類や手配方法をご紹介します。
ご紹介するウェディングアイテムは全て用意しなければならないものではないので、お二人の好みやイメージに合ったウェディングアイテムを用意してくださいね。
ウェディングアイテムとは?
ウェディングアイテムとは、結婚式や披露宴で使用する道具や小物、ペーパーアイテムなどのことです。結婚式の進行に欠かせないものや会場を華やかに装飾するものなど、さまざまな種類のウェディングアイテムがあります。
それぞれのウェディングアイテムによってもデザインやカラーなど種類が多いので、お二人の結婚式のイメージやテーマに合わせて選ぶのが◎。ウェディングアイテムにこだわりたい人は、全て手作りするという人もいますよ。
ウェディングアイテムの種類
では、ウェディングアイテムとは具体的にどのような種類のものがあるのでしょうか。
ウェディングアイテムの種類や使用するシーン別に分けると、以下の5種類あります。
ペーパーアイテム
ペーパーアイテムとは、結婚式に関連する紙で作られたアイテムのことです。ウェディングアイテムの中でも最も重要で、人数分用意する必要があります。具体的には以下のようなアイテムがありますよ。
招待状
挙式・披露宴の日時や場所をゲストに伝える案内状のこと。新郎新婦が1番最初に用意するウェディングアイテム。
席次表
披露宴会場のレイアウトにゲストの座席が書かれたペーパーアイテム。ゲストは席次表を見て自分の座席を確認する。肩書も載っているのでゲストと新郎新婦の関係が一目でわかる。
席札
ゲストの名前を書いてテーブル上に置いておく札のこと。ゲストに自分の席を知らせる役割があり、席札の裏などにメッセージを書くのが主流。
メニュー表
披露宴のメニューが書かれているもの。料理のメニューだけではなくドリンクメニューが書かれていることも。席次表や席札と一体型のタイプもある。
上記以外にマストではないアイテムとしては、ゲストへのお礼が書いてあるサンクスカードやお二人の自己紹介や出会いなどが書かれたプロフィールブックなどがあります。
ペーパーアイテムはゲストひとりひとりの手に渡るアイテムなので、披露宴会場やパーティーの雰囲気に合ったデザインを選ぶと統一感があっておすすめです。
ウェルカムアイテム
ウェルカムアイテムとは、会場の入り口や受付などゲストをお迎えするスペースを装飾するアイテムのことです。会場を華やかに装飾すると共に、ゲストへのおもてなしの気持ちを伝えたり、待ち時間を楽しく過ごしてもらえるようにしたりする役割もあります。主なアイテムは次の通りです。
ウェルカムボード
代表的なウェルカムアイテムのひとつ。「WELCOME」などゲストへのメッセージが書かれたボードで、会場に入ったゲストが1番最初に目にするアイテム。
ウェルカムドール
新郎新婦に代わってゲストをお出迎えするアイテム。お二人が好きなキャラクターのぬいぐるみや、新郎新婦に似ているぬいぐるみなどにタキシードやドレスを着せるのがおすすめ。
ガーランド
いくつかのフラッグなどを紐でつなげて飾るアイテム。天井から吊るしたり壁に貼ったりして会場を華やかに装飾するもの。ローマ字でお二人の名前やメッセージを入れるのも◎。
お二人の写真
お二人の思い出の写真や前撮り写真などを写真立てに入れて飾ったり、フォトパネルでスライドショーを流したりするもの。前撮りした写真をゲストに見てもらえる機会にもなり、自然体のお二人の写真であれば普段のお二人の様子を知ってもらえる。
会場によっては、装飾できるスペースが限られていたり受付があらかじめ装飾されていたりすることがあります。ウェルカムアイテムを用意する前に、受付や入口のスペースを確認しておくといいでしょう。その際、ウェルカムボードを立てかけるイーゼルスタンドなど貸してもらえるアイテムについても聞いておくのがおすすめです。
挙式アイテム
挙式スタイルに合わせて必要になる挙式関連のアイテムです。教会式や人前式、神前式など挙式スタイルによって用意するアイテムが異なります。代表的なアイテムは次の通りです。
リングピロー
挙式当日、新郎新婦が指輪交換をするまで結婚指輪を置いておくクッションのこと。どの挙式スタイルにも欠かせないアイテム。クッションではなくガラスケースやかごに入ったものなどさまざまな種類がある。市販のものもあるが、新婦や母、友人などが手作りすることが多いアイテム。
ウェディングツリー
木のイラストに押してもらったゲストの指印を葉っぱに見立ててツリーを完成させるもの。「ゲストがお二人の結婚を認める」という承認の証としての役割がある。人前式などで新郎新婦がサインをして完成する結婚証明書として取り入れることもある。
結婚証明書
新郎新婦が結婚したことを証明するための書類で法的な効力を持っておらず、挙式の演出として取り入れられるアイテム。挙式スタイルにもよるが形式が自由な場合が多いので、お二人の好みのデザインが選べるケースが多い。
最近ではウェディングツリーと似た演出で、ゲストにさまざまな色の砂を入れてもらうサンドセレモニーなども人気があります。ゲスト参加型のセレモニーアイテムは教会式では使えないことが多いので、挙式スタイルを踏まえた上で挙式アイテムを検討してみてくださいね。
パーティー会場アイテム
パーティー会場の装花以外の装飾アイテムや演出で使用するアイテムのことです。会場によってはレンタルできることもあるので、事前に確認してみるといいでしょう。
フォトプロップス
フォトプロップスとは、写真撮影のときに使って楽しめる小道具のこと。サングラスやハット、リボン、ひげ、くちびるなどを切り抜いたものに持ち手を付けて使用する。ゲストとの写真撮影をオシャレに撮りたい、写真撮影を盛り上げたい人などにおすすめ。
フォトブース
フォトブースとは披露宴会場や受付、ガーデンなどに写真撮影のために作られたブースのこと。ゲストの待ち時間に写真を撮影して楽しんでもらえたり、新郎新婦も入って撮影できたりとみんなで一緒に楽しめるアイテムとして人気がある。
ファーストバイト用スプーン
結婚式の定番演出であるファーストバイトで使用するスプーンのこと。超特大スプーンやお二人の仕事関係のアイテムなど、人とは違ったユニークなものでファーストバイトをする人も。
お見送りアイテム
お見送りは披露宴がお開きになり、ゲストにありがとうと感謝の気持ちを伝える大切な時間です。最後まで楽しんで気持ちよく帰ってもらうために用意するおすすめのアイテムは以下の通りです。
プチギフト
プチギフトとは、結婚式に来てくれたゲストへ手渡す小さなプレゼントのこと。引出物は家族ごとにひとつ渡しますが、プチギフトはゲストひとりひとりに手渡しするのが一般的。お菓子や小物、日用品などさまざまな種類があるので、ゲストのことを考慮しながらぴったりの品物を見つけてみて。
サンキュータグ
プチギフトなどにありがとうの気持ちを込めて付けるタグのこと。「thank you」と入れたり、結婚式の日付や新郎新婦のイニシャルを入れたりしてオリジナリティを出すと◎。少し手間は増えるが、おしゃれでおふたりらしさが出ると人気のアイテム。
他にお見送りのアイテムや演出としては、ゲストに寄せ書きをしてもらうボードを用意したりゲストとの記念撮影をしたりなどの演出もあります。しかし、お見送りの時間も披露宴の貸し切り時間に含まれていることが多いので注意が必要。また、ひとりひとりに時間をかけすぎるとゲストの待ち時間が増えてしまうので、時間を意識しながらお見送りするようにしましょう。
ウェディングアイテムの手配方法
さまざまなウェディングアイテムをご紹介しましたが、それぞれを用意する方法としては「お二人で手作りする」「外部業者で購入する」「会場の提携業者で購入する」という3つの方法があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
お二人で手作りする
材料や手作りキットを購入して自分たちで手作りする方法です。1から材料を探さなければならないので時間や手間はかかりますが、お二人らしいアイテムが作れるのがメリット。作る過程も良い思い出として残せますね。
市販品を購入するよりもコストを抑えられるのも魅力。席次表や席札などのペーパーアイテムや、手作りキットの種類が豊富なリングピローなどを手作りする人が多くなっています。
外部業者で購入する
式場を通さずに外部業者にお二人が直接発注する方法です。業者を探す手間はあるものの、さまざまな業者があるのでお二人好みのデザインのアイテムが見つけられます。式場の提携業者よりも安く手に入れられるのも魅力のひとつ。会場への持ち込み料がかからないことが多いプチギフトや、ウェルカムボードなどを外部業者で購入する人が多くなっています。
会場の提携業者で購入する
会場が提携している業者から購入する方法です。アイテムの種類は限られますが、アイテムのデザインなどを選べばプランナーが発注してくれるので、手間がかからないのがメリットです。直前での人数変更や肩書変更などにもスムーズに対応してもらえる安心感も魅力。式場の雰囲気に合ったデザインが多く揃っている招待状や、直前での変更が多い席次表などを会場の提携業者で発注する人が多いようです。
まとめ
さまざまなウェディングアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか。
結婚式のシーンによって必要なアイテムが異なるので、お二人はいろいろなアイテムを用意しなければなりません。
全てにこだわりたいところですが、完璧を目指してしまうと負担になってしまうことも。
業者に発注したり手作りしたりと方法はいろいろあるので、どのアイテムにこだわりたいのかバランスを考えながらウェディングアイテムを用意してくださいね。