結婚式のサプライズ!愛するパートナーへ感動を【PARTYレポート】

WILL YOU MARRY MEと表示されたサインとバラ

皆さんこんにちは。
PARTYレポート第5弾は、「結婚式当日のサプライズ」に関してです。

第5弾は2回に分けて投稿します。
Part1は、新郎から新婦、または新婦から新郎に向けたサプライズについてです。そしてPart2では、新郎新婦から列席の友人や親族に向けたサプライズについてご紹介していきます。
日々の生活や節目の記念日に、愛するパートナーにサプライズをした経験がある方は多いのではないでしょうか。
結婚式といえば、人生における大きな節目の場ですよね。そんな結婚式にはサプライズはつきものです。体感ではありますが、結婚式でパートナーへのサプライズが無かったことは、ほとんどありません。皆さん何かしらの形で、愛する気持ちを形にしているのです。
今回は、とても素敵だった「パートナーへのサプライズ」をご紹介していきます。

Report1:【新郎から新婦へ】いつのまに?手作りのプレゼント

太一さん&玲奈さんご夫婦 (仮名)

太一さんは結婚式で玲奈さんにサプライズをしたいと考えていました。しかし、よく見かけるようなサプライズは嫌で…他の人がやっていなくて、かつ玲奈さんが心から喜んでくれるようなサプライズを希望していました。
担当のプランナーに相談し、お互いに案を出して話し合う中で、プランナーから太一さんと玲奈さんにぴったりな提案がありました。
それは、『玲奈さんが色直し後に持つブーケを、太一さんが手作りをすること』

淡い色ノンバラのブーケ

著作者:wirestock/出典:Freepik

玲奈さんはとってもお花が好きで、時間をかけてこだわったデザインを考え、式場に注文していました。通常専門スタッフが作るところを、スタッフの指導を受けながら特別に新郎が作り、その様子を映像に残して、最後にエンドロールで流すのはどうか?と提案をしてくれたのです。
結婚式前日、太一さんは式場を訪れ、苦戦しながらも、スタッフの手も借りながら新婦のブーケを手作りしました。玲奈さんが注文していたデザイン通りの、とても素敵なブーケでした。
お式当日、お色直しをしている新郎新婦のところへ、ブーケが運ばれてきます。「どんな反応をするかな」と、太一さんは内心ドキドキです。ブーケを見た玲奈さんは『すごい!イメージどおり!とっても可愛い!!』と大喜び。太一さんもまずは一安心です。

ブーケの花を匂いを嗅ぐしぐさの新婦

著作者:freepic.diller/出典:Freepik

そして披露宴結びのエンドロールです。新郎新婦は退場し、会場の外のモニターで一緒に見ます。
エンドロールの冒頭はブーケを作る太一さんの映像から始まります。「喜んでくれるかな」と話していた言葉も、音声として入っていました。そして玲奈さんが喜ぶ姿、そんな玲奈さんを嬉しそうに見つめる太一さんの姿。
玲奈さんは予想外すぎるサプライズに心の底から驚き、そして喜んで涙を流していました。ブーケは生花で作っていたので、「ずっと手元に残したい」と、エターナルフラワー(プリザーブドフラワー)に加工するよう依頼。
太一さんと玲奈さんは、式後も結婚記念日には加工したブーケとエンドロールを見ながら、お祝いしているそうです。

Report2:【新郎から新婦へ】推しに負けない!感動の生演奏

和矢さん&香代さんご夫婦 (仮名)

香代さんには、大好きなアイドルグループがいます。ライブDVDを見ながら晩酌をしたり、音楽を流しながら家事をしたりと、日々の生活の中でも推し活をしています。
そんな香代さんの趣味を和矢さんは理解し、一緒に楽しんでいますが、少し寂しい気持ちもあります。そこで、結婚式では香代さんの推しを越えて喜ばせたい…!と思っていました。
香代さんがライブ映像の中で特に気に入っているのは、1番大好きなメンバーがソロでピアノの弾き語りをする曲です。2人でカラオケに行った時には、歌ってとリクエストされることもあるそうです。
そこで和矢さんは、結婚式でその曲をピアノの弾き語りすることを決意します。

ピアノを弾いている男性の手元

しかし、ピアノは全くの素人ですので、猛練習が必要になります。和矢さんはこっそりキーボードを購入し、上司にも訳を話して会社用の車に乗せておきました。そして、残業と伝え、毎日1~2時間、車の中で練習を重ねました。
そうして迎えた本番。
お色直しの入場をして、ゲストとの歓談を楽しんでいる中、司会者からアナウンスが入ります。「実はここで、ご新郎様より皆様にご案内があります。」
「皆様お楽しみでしょうか。ここで少しだけ、私にお時間をください。妻の香代には大好きなアイドルがいます。そんな妻が1番好きな曲を、今日この場で披露させてください。」

涙を拭う新婦

著作者:freepic.diller/出典:Freepik

そう言うと、和矢さんはピアノに座り、弾き始めました。前奏を聞いただけで、香代さんは大号泣。和矢さんの素敵な弾き語りに、会場中が聞き惚れていました。
後々、和矢さんは「途中少し間違えてしまった」と言っていましたが、香代さんは「全く気にならなかった。私の好きな曲を、練習してくれた気持ちに感動した」と言っていました。

Report3:【新婦から新郎へ】未来への想いを込めたプレゼント

貴広さん&美保さんご夫婦 (仮名)

美保さんは、結婚式で貴広さんへプレゼントを渡したいと考えていました。そのプレゼントは、「婚約指輪へのお返し」です。貴広さんはプロポーズをする時に、素敵なレストランとホテルを予約してくれ、とても大きいダイヤのついた指輪をプレゼントしてくれました。
自分のことを想って素敵なプロポーズをしてくれた貴広さんに、今度は自分が一生モノのプレゼントをしたいと思ったのです。
そこで美保さんは考え抜いた末に、「革の腕時計」をプレゼントすることにしました。

革のベルトの腕時計

革は月日を重ねるごとに色艶の変化を楽しむことができるように、夫婦の変化や愛情の深まりを大切にしていきたいという意味を込めて、
そして腕時計は、一緒にかけがえのない時を刻んでいきたいという意味を込めて選びました。
どちらも、「貴広さんとの未来」を思い描いた意味を込めている素敵なプレゼントです。
結婚式当日は、新婦の方が準備に時間がかかりますので、最初は一緒の部屋で新郎の支度時間まで待機をしています。その後、新郎の支度部屋で移動する形だったため、美保さんは担当のプランナーにプレゼントと手紙を託し、新郎のお支度が終わったら渡してもらうことにしました。
貴広さんの支度が終わる頃、担当プランナーは貴広さんを訪ね、話しながらそっとプレゼントと手紙をテーブルに置きました。そして着替え終わった貴広さんに、席に座って待つように伝えて去ります。貴広さんが席に座ろうとすると、先ほどまでなかったプレゼントと手紙が。
美保さんからの感謝の手紙を読みながら、貴広さんは静かに涙を流していました。そして、プレゼントを開けるととっても嬉しそうな笑顔になり、さっそく時計を腕に。

腕時計を巻くしぐさの男性

著作者:freepic.diller/出典:Freepik

その後のファーストミートでは、腕時計をつけた貴広さんと美保さんが対面。2人ともとっても素敵な笑顔でした。その後の挙式・披露宴をそのまま腕時計をつけて。
この一部始終がエンドロールにおさめられおり、お見送りの時には新郎友人などから「本当に良いプレゼントをもらったね、羨ましい!」と声をかけられていました。

Report4:【新婦から新郎へ】友人を巻き込んだサプライズ

雅樹さん&桜花さんご夫婦 (仮名)

雅樹さんは、友人がとても多く、そしてその友人たちを本当に大切にする人でした。そんな友だち想いな雅樹さんを桜花さんは尊敬していましたし、これからも大切にし続けてほしいと思っていました。
披露宴でどんなことをやろうか?と話し合っている時に、桜花さんは雅樹さんの友人たちになにか余興をやってもらってはどうか?と提案しました。
実際に、友人からも余興するよ!と声をかけられていたそうです。しかし雅樹さんは、結婚式は、友人たちへの感謝を伝える場にしたいし、負担をかけたくないから余興は無しにすると言っていました。
桜花さんはそんな雅樹さんの思いも理解できましたが、いつも友人のために行動している雅樹さんだからこそ、一生に一度の結婚式だけは友人からの気持ちを形にしたい!と思いました。
そこで桜花さんは、SNSを通じて雅樹さんが仲の良い友人たちに連絡をしました。雅樹さんに向けた映像を用意したいので、協力をしてくれないか?と。
雅樹さんの友人たちの答えは、即答で「YES」でした。むしろ、そういった場を設けてくれてありがとうと感謝をされたくらいでした。桜花さんはそんな友人たちの言葉を聞いて、また更に雅樹さんを好きになったと言います。

構えたスマホに映る人たち

映像の内容は、雅樹さんの小さい頃からの現在まで思い出の場所をめぐり、その場所それぞれに雅樹さんのご両親や兄弟、そしてそれぞれの仲の良い友人たちが登場し、お祝いのコメントを言うというものでした。
また雅樹さんはずっとサッカーをしていたため、映像内では真っ白なサッカーボールを友人から友人へパスをしながら回し、映像が終わった後に寄せ書きをしてプレゼントすることにしました。
結婚式当日、司会者からアナウンスがあり、映像が流れはじめました。雅樹さんは、まさか自分宛の映像だとは思っていないため、とても驚いていました。しかし映像が進むにつれて、大切な友人たちが次から次へと出てくることに、嬉しくて涙を流しながら見ていました。
最後には桜花さんがサッカーボールを持ち、「周りの人に愛される雅樹さんが大好きです」と伝えながらプレゼント。会場中『おめでとう!』と2人を祝福する言葉が飛び交いました。

まとめ

如何でしたでしょうか。
どのレポートも、相手のことを1番に考えたサプライズだったため、サプライズをされた側も、列席のゲストも、その場にいる全員が感動に包まれていました。

サプライズをする上でも最も大切なことは、「ひとりよがりにならないこと」だと思います。

例えば、目立つことが苦手な相手に全員の前でサプライズをする、既に進行が詰まっているのにそこにサプライズを無理やり組み込む等、相手が違和感を覚えるような形にはならないようにしましょう。

また、ぜひサプライズをするのは、エンドロールや記録映像、または写真撮影が入っているシーンで行うことがおすすめです。相手を思いやったサプライズのシーンは、後々の夫婦生活の中で宝物になるはずですから。