【結婚式二次会のプログラム】人気の演出やサプライズ、避けるべきプログラムについて
前回の記事「【二次会のゲスト招待】ゲストをどう選ぶ?招待状の内容や送付方法をご紹介!」では、二次会ゲストの選び方や二次会招待状についてご紹介しました。
この記事では二次会準備のポイント「二次会のプログラムを決める」をみていきましょう。
大切な友人が参加してくれる二次会なので、ゲストも新郎新婦も楽しめる二次会にしたいですよね。しかし、いざ二次会のプログラムを決めようと思ってもどんなイベントや演出があるのか分からず困っている人もいるはず。
そこで今回は二次会のプログラムを作るときのポイントや二次会の流れをご紹介します。さらに、二次会で人気のプログラムや避けてほしいプログラムもご紹介しているので、ぜひプログラム作りの参考にしてみてくださいね。
まずは二次会のイメージを明確に!
まずはどんな二次会にしたいのかイメージを決めておきましょう。「わいわいみんなで盛り上がる二次会にしたい!」「リラックスした雰囲気でゲストとたくさん話がしたい」などイメージを明確にしておくと二次会プログラムを決めやすくなります。
イメージを考えるときに考慮して欲しいのが、ゲストの人数や会場の広さです。あらかじめ二次会のイメージを決めた上で会場を選ぶのがベストですが、会場決定後にイメージを決める場合は注意が必要。たとえば、会場が着席スタイルの場合や広さのない会場だと、大人数でダンスなどの余興を入れたくても難しいことがあります。また、音響設備がない会場だと思ったような演出ができない場合も。ゲストの人数や顔ぶれ、会場などを考慮した上で二次会イメージを決めていくといいですね。
二次会プログラムを作るときのポイント
ゲストみんなが楽しめるプログラムを作るためには、何に気を付ければいいのでしょうか。ここでは、二次会プログラムを作るときにおさえておくべきポイントをご紹介します。
時間配分に気を付けよう
一般的に二次会の時間配分としては
・準備:30分~1時間
・二次会パーティー:2時間
・片付け:30分
となっており、全体で考えると3時間~3時間半ほどかかります。忘れがちな準備や片付けの時間配分も意識しながらプログラムを考えるようにしましょう。
お店によって二次会準備の時間や新郎新婦がお店に入れる時間が異なります。幹事が準備できる時間はどれくらいあるのか、ゲストの受付時間は二次会の時間に含まれるのかなどあらかじめ会場スタッフに確認しておくと◎。二次会の時間がおしてしまった場合、延長料金が発生するかどうかも聞いておくと安心ですね。
プログラム構成はバランスよく
プログラム構成を考えるときのポイントとしては、必ず必要なもの(新郎新婦入退場や乾杯など)や歓談時間などを踏まえた上で、演出やイベントなどを取り入れていくと◎。演出やイベントにばかり集中してしまうと、進行上欠かせない入場の時間などがしっかりとれなくなってしまうので注意しましょう。
新郎新婦が取り入れたいイベントがあるときは、それを中心にプログラムを構成していくとスムーズに進められます。プログラムにメリハリを付けてバランスのよい構成にするといいですね。
歓談時間は必ず取り入れよう
二次会では歓談時間を必ず確保するようにしましょう。イベントや演出を入れすぎてしまうと、ゲストが会話したり料理を楽しんだりする時間がとれなくなってしまいます。二次会は演出やイベントを楽しんでもらうだけではなく、ゲストとの交流を楽しんでもらうことも大切ですよね。イベント続きにせず、歓談時間をしっかりとるようにしましょう。
時間にゆとりのある進行表を作成しよう
二次会パーティーは、予期せぬ事態が起こり思っていたよりも時間がかかってしまうことがあります。何か起きても対処できるように、時間に余裕のあるプログラムを作るようにしましょう。
ある程度プログラムが決まってきたら、進行表を作成します。進行表は、できるだけ細かく分刻みで作成するのがおすすめ。時間配分やプログラム内容だけではなく、BGMや準備するもの、プログラムを担当する人の名前なども記載すると、誰が見ても進行内容が分かるので安心です。
二次会の流れを知ろう
二次会をスムーズに進めるためには、二次会の流れを知っておく必要があります。
演出やサプライズの有無、回数によって多少の違いはありますが、一般的には、以下のような流れで二次会が進行されていきます。
- 幹事会場到着・準備
- ゲストの受付開始
- 新郎新婦入場・乾杯
- 歓談
- イベントやゲーム
- 余興やサプライズ演出
- 新郎新婦謝辞
- お見送り
- 二次会会計
- 後片付け
上記、二次会の流れにそって、それぞれの内容を詳しくみていきましょう。
幹事会場到着・準備
幹事はゲストより1時間ほど早めに会場に入り、会場を装飾したり受付の準備をしたりします。当日話し合うのではなく、事前に細かく打ち合わせしておくとスムーズに装飾できますよ。
また、会場のスタッフと打ち合わせを行います。音響機材や照明機材などを幹事が操作する場合は使い方を確認しておきましょう。さらに、幹事全員で進行の最終確認もします。二次会は何人ものスタッフで進めていくので、全員が同じイメージをもっておくことが大切です。
ゲストの受付開始
二次会の受付は、二次会開始の30分前頃が一般的。ゲストから会費を受け取ったりゲストの名前を確認したりするので、2~3人で対応できるとスムーズです。受付では来てくれたことへのお礼を忘れずに。
新郎新婦入場・乾杯
時間になったら司会者が開会の挨拶を行い、新郎新婦が入場します。BGMやアイテムなどを使って入場を盛り上げましょう。
その後、新郎新婦からのウェルカムスピーチ、乾杯という流れになります。乾杯の挨拶は幹事やゲストの中から選びましょう。その場合は事前に乾杯の挨拶をお願いしておいてくださいね。
歓談
ゲスト同士が交流したり新郎新婦とゲストが会話したりする大切な時間です。新郎新婦の雰囲気や二次会のイメージに合うBGMを流して会場全体を和やかなムードにしましょう。また、歓談の時間はゲストが料理を取りに行くタイミングでもあります。歓談の時間は最低でも30分とれるといいですね。
イベントやゲーム
二次会がスタートして歓談の時間が十分にとれたら、イベントやゲームを取り入れましょう。ゲスト同士が交流できる参加型のゲームやビンゴ大会などが人気。豪華な景品を用意することで、より一層二次会が盛り上がりますよ。
余興やサプライズ演出
ゲストによる歌やダンスなどの余興を取り入れるのも、新郎新婦やゲストを楽しませるために大切な要素です。新郎新婦へのサプライズ演出もおすすめ。二次会に参加できなかったゲストからのサプライズ動画や、新郎から新婦へのサプライズなどがあるとより盛り上がりますよ。
新郎新婦謝辞・お見送り
二次会の最後に、新郎新婦からゲストへ感謝の気持ちを込めた挨拶を行います。その後、新郎新婦は出口に立ちゲストをお見送りしましょう。その際、感謝の気持ちと共にプチギフトを渡すことが多いですよ。
二次会会計・後片付け
ゲストが退場した後、二次会の会計と片付けをしたら二次会が終了となります。
二次会で人気の演出やサプライズ
二次会のプログラムを決めたいけれど、どんな演出やサプライズがあるのかわからない人もいますよね。ここでは、人気の演出やイベントをご紹介します。
景品ありのゲーム大会
二次会の定番イベントになりつつあるクイズ大会やビンゴ大会は、ゲストが全員参加できるので人気があります。新郎新婦もゲストも楽しめるイベントで、豪華賞品を用意すればゲストのワクワク感が増して会場のテンションは一気にアップすること間違いなしですよ。景品が当たった人に新郎新婦とのエピソードやお祝いの言葉をもらうなどインタビューするのがおすすめです。
セレモニー演出
結婚式でおなじみのケーキ入刀やファーストバイト、ブーケトス、キャンドルサービスなどのセレモニー演出を二次会に取り入れるのも人気。結婚式よりも堅苦しくなくカジュアルなスタイルでできるので、ゲストとワイワイした雰囲気で行えます。二次会から参加のゲストにも喜ばれる演出ですね。二次会の雰囲気を活かして、ファーストバイトを友人へのサンクスバイトなどに変えて行うのもおすすめです。
ムービー上映
二次会から参加するゲストが多い場合は、結婚式の映像を上映する演出がおすすめです。ムービーを見ることで、結婚式の雰囲気が分かるので喜ばれます。ただし、二次会で結婚式の映像を上映するためには、結婚式後すぐに編集しなければなりません。結婚式の映像を上映したいと考えている人は、挙式映像を編集してエンドロールを作成する撮って出しエンドロールを注文したり、映像に詳しい人にお願いしたりするといいでしょう。結婚式で使用した生い立ちムービーを上映する人もいますよ。
サプライズ演出
二次会でのサプライズ演出も会場全体の雰囲気が盛り上がるので、二次会の演出として人気があります。サプライズには、新郎新婦の両親・恩師からのメッセージや新郎から新婦への花束、ゲストのダンス・歌などパターンはさまざまです。サプライズ演出は、当日まで新郎新婦に絶対にバレないように細心の注意が必要。幹事で連携をとり、会場とも共有しておくと安心ですよ。
これはNG!避けた方がいいプログラムとは?
盛り上げることだけを意識しすぎると、結果的に盛り上がらず残念な雰囲気になってしまうことがあります。そんな事態にならないようにするために、ここでは避けた方がいいプログラムをご紹介します。
内輪ネタプログラム
どんなに面白い内容だとしても、一部のゲストにしか分からない内輪ネタを二次会で使うのは避けましょう。たとえば、中学の先生の話をクイズに入れても同級生にしか分からないためその他のゲストは楽しめませんよね。プログラムの内容はゲストみんなが楽しめるものにしましょう。
悪ノリ系プログラム
気心の知れた親しい友人だけを招待している二次会だとしても、下ネタや男女の絡みがあるプログラムなど悪ノリはNG。冗談のつもりで無理やり一気飲みをさせたり景品にアダルトグッズを入れたりしても、場がしらけるだけなので絶対にやめましょう。最低限のマナーは守るようにしてくださいね。
時間がかかるプログラム
先ほども触れたように、二次会はさまざまなプログラムで構成されているため時間配分が重要になってきます。そのため、1つのプログラムに時間がかかるものは避けた方が◎。内容が複雑なイベントや時間のかかる余興などは、会場の雰囲気が盛り下がってしまう可能性があります。余興などをお願いする場合は、時間を守ってもらうようにしっかり伝えてくださいね。
まとめ
今回は二次会のプログラム作りについてご紹介しましたが、いかがでしたか。
二次会は限られた時間の中でさまざまなイベントや演出を入れていかなければならないので、プログラム作りはなかなか難しいものです。
この記事を参考にして新郎新婦の意見を取り入れながら、新郎新婦とゲスト全員が楽しめる二次会プログラムを作ってみてくださいね。