【二次会ギフトの選び方】景品はどう選ぶ?プチギフトについてもご紹介!
前回の記事「【二次会のお料理・ドリンク】二次会の料理はどう決める?お料理やドリンクの種類/スタイルをご紹介!」では、二次会の料理やドリンクについて詳しくご紹介しました。
今回は二次会準備のポイント「二次会のギフト手配」についてみていきましょう。
二次会のギフトにはゲームなどの「景品」とお見送りのときなどに渡す「プチギフト」があります。それぞれ二次会では重要なアイテムなので、しっかりと選びたいですよね。
そこでこの記事では二次会の景品を選ぶときのコツや注意ポイントをご紹介します。
二次会プチギフトの必要性についても触れているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
二次会ギフトには「景品」と「プチギフト」がある
二次会用に用意するギフトとしては、ビンゴやクイズなどイベントでの「景品」とお見送りのときにゲストに渡す「プチギフト」の2種類です。どちらも必ず用意しなければならないわけではありませんが、景品があると二次会が盛り上がりゲストの満足度がアップします。
プチギフトは、配るときにゲストひとりひとりに感謝の気持ちを伝える機会を作れるアイテムです。
全体的な予算も踏まえながら、ゲストに喜んでもらえる景品とプチギフトを選びましょう。
まずは二次会景品の予算決めをしよう
二次会の景品を選ぶ前に決めておきたいのが二次会景品の予算についてです。しっかり予算を決めないまま景品選びをしてしまうと、思っていたよりも景品に費用がかかってしまって会費をアップしたり新郎新婦の負担を増やしたりしなければいけない可能性も。必ず予算を決めてから景品を選ぶようにしましょう。
二次会景品の予算を決めるには、「景品代を誰が負担するのか?」を決める必要があります。それぞれのパターンについてみていきましょう。
ゲストからの会費に含めるケース
ゲストから集める会費の中に景品代を上乗せするパターンです。相場としては、プラスする金額はゲスト1人あたり1,000円~2,000円程度が多くなっています。
たとえば二次会の飲食代が5,000円だった場合は、会費として6,000円~7,000円集めることになります。
新郎新婦が負担するケース
二次会の景品代を全て新郎新婦が負担するパターンです。ゲストからの会費は飲食代のみになるため、ゲストの負担を減らせるのが魅力。新郎新婦の負担額はゲストの人数にもよりますが、50,000円~100,000円程度が相場になっています。新郎新婦が全額負担するのは難しいという場合は、景品代をゲストの会費に少し上乗せしつつ新郎新婦も負担する方法もありますよ。
二次会の景品選びのコツ
二次会の景品の予算は決まったものの、景品をいくつ用意すればいいのか悩んでしまいますよね。景品は3~4割のゲストに当たるように設定することが多くなっています。
景品は目玉景品、中ランク景品、当たらなかった人への参加賞の3ランクに分けるのがおすすめです。ここでは、それぞれの景品選びのコツをみていきましょう。
目玉景品
目玉景品は、ゲストの1割くらいの人に当たるようにするのがおすすめです。目玉景品にはゲストが思わず喜びの声を上げてしまうような景品を選びましょう。自分では買わないけれどもらうと嬉しい豪華な物だと喜ばれます。
景品の例としては、家電製品やお取り寄せグルメ、ディズニーのペアチケット、旅行券、Nintendo Switchなど。性別や年齢問わずに喜ばれるものを選ぶといいですね。
中ランクの景品
中ランクの景品は、ゲストの2~3割くらいの人に当たるようにしましょう。有名なブランドやメーカーなど知名度の高い景品を用意するのがおすすめです。話題になっている物や誰でも知っている有名なブランドの物で、欲しいけれど自分では買わない物を選ぶといいでしょう。
景品の例としては、日用品だとハンドクリームやタオル、入浴剤、イヤホン、コーヒーメーカーなどがあります。食品系の景品も人気があり、ハムなどの詰め合わせやジュースセット、コーヒー店やアイスクリーム店のギフトカードなども喜ばれますよ。男女で好みが分かれそうな景品を選ぶ場合は、ゲストに同ランクの景品の中から好きな物を選んでもらえるようにするのがおすすめです。
参加賞
せっかく二次会に来てゲームに参加してくれたゲストに喜んでもらうために、当選しなかったゲスト全員に参加賞を用意することがあります。小さめのお菓子や入浴剤、ドリップコーヒーなどかさばらずに持ち帰ることができるものがおすすめです。
二次会の景品を選ぶときの注意ポイント!
予算や景品の数が決まったら、景品を選んでいきましょう。ここではゲストに喜んでもらえる景品を選ぶために、気を付けて欲しいポイントをご紹介します。
景品手配は早めに
話題のゲーム機や最新の家電などを景品に選ぶときは、品薄になり手に入りにくくなる可能性があるのでなるべく早めに手配するようにしましょう。二次会の1ヶ月前くらいには景品を手配しておくと安心です。また、景品をネット注文する場合は納期を確認するのを忘れないでくださいね。
話題性のある景品や面白いグッズを入れると◎
二次会の景品を選ぶときには、テレビなどで取り上げられている話題性のあるものや人気で入手困難なものなどを取り入れるのがおすすめ。二次会全体が盛り上がり話のネタにもなります。
また、景品の中に思わず笑ってしまうような面白いグッズを取り入れるのも◎。黒毛和牛に見立てたタオルや大量の駄菓子詰め合わせなどたくさんあっても困らない日用品や食品、「新郎が作るディナーの招待券」など手作り感のある景品も。ゲストが思わず笑ってしまうような景品を用意しておくとさらに盛り上がりますよ。
持ち帰りやすいものを選ぼう
披露宴からそのまま参加するゲストは、引出物などを持っているので荷物が多いです。そのため、二次会の景品は持ち帰りやすいものを選ぶようにしましょう。重たいものや大型の家電などは後日配送にするなどの配慮をするといいですね。
また、巨大なパネル付きの目録景品もおすすめ。タラバ蟹や豪華な家電の写真が大きく載っているパネルがあると、ゲストもひと目で景品が分かりますし受け取る人も持ち帰りが楽になりますよ。
もらって嬉しい!おすすめの景品
ここでは、ゲストに喜ばれるおすすめの景品をご紹介します。おおよその予算も記載しているので参考にしてみてくださいね!
ディズニーのペアチケット
ディズニーのペアチケットは、とても人気がある王道の二次会景品のひとつです。カップルや友達、家族連れでも行けるので老若男女問わず喜ばれる景品ですね。
【予算】1.5万円~2万円
人気のゲーム機
Nintendo SwitchやPS5など人気のあるゲーム機も目玉景品としておすすめです。ゲーム機は1人でも家族でも楽しめますね。人気がある高額景品ということもあり、会場全体が盛り上がること間違いなしです。
【予算】3.5万円~
高級食材
高級食材は二次会では定番になりつつある景品です。高級なお肉や蟹、お米など普段はなかなか食べられない食材を用意するといいでしょう。高級食材はさまざまな種類があるので、景品の予算によって選べるのが魅力。男性向けに和牛ステーキ肉、女性向けに有名店のスイーツセットなどゲストの顔ぶれによって食材を変えて用意するのもいいですね。
【予算】5,000円~
家電製品
「自分では買わないけれどもらったら嬉しい景品」として人気なのが家電製品です。コーヒーメーカーやハンディブレンダー、掃除機などキッチン家電や掃除家電など人気があります。男性向けには髭剃り、女性向けにはスチーマーなど身だしなみを整える家電や美容家電もおすすめですよ。
【予算】1万円~
カタログギフトや選べる景品
自分で好きな商品を選べるカタログギフトも人気です。有名ブランドのものや高級な食材だけが載っているものなど、さまざまな種類のカタログギフトがあります。ただし、結婚式の引出物でカタログギフトを選んだ場合は別の景品にした方が良いでしょう。
また、当選したゲストがいくつかの景品の中から好きなものを選べる商品もあります。季節の果物の景品が当たった場合は、ゲストはリストの中から好きな果物を選び後日その景品が自宅に届くというシステムになっていますよ。何をあげればいいのか分からないという場合におすすめの景品です。
【予算】1万円~
ギフトカード
ギフトカードは荷物にならない、すぐに使わなくてもよいということから人気があります。ギフトカードの種類もいろいろあるので、ゲストの顔ぶれに合わせて選ぶのがおすすめ。ネットショップを利用する人が多いのであれば、Amazonや楽天などのギフトカード、ネットゲームや音楽をダウンロードする人が多いのであればAppleやGoogle Playなどのギフトカードを選ぶといいですね。
【予算】5,000円~
二次会のプチギフトは必要?
結婚式と同じように二次会でもお見送りのときにプチギフトを渡すことがあります。絶対に渡さなければならないものではありませんが、用意している人が多いようです。ここでは、二次会でプチギフトを用意した人・用意しなかった人の意見をみていきましょう。
用意した理由
ゲストと会話できる
二次会は披露宴よりもゲストと近い距離で話せるとはいっても、余興やゲームなどのイベントで慌ただしく過ぎていきます。そのため、ゲストとあまり会話できずに終わってしまうことも。プチギフトを用意することで、渡すときにゲストひとりひとりと会話する機会を作ることができますよ。
二次会から来てくれたゲストへ感謝を伝えられる
二次会から参加するゲストが多いときや二次会を披露宴と別日に行う場合に、二次会に来てくれたことへの感謝の気持ちを伝えるためのアイテムとして用意するする人もいます。二次会では引出物などがないため、心ばかりの贈り物としてプチギフトを渡すことでありがとうの気持ちを伝えられますよ。
用意しなかった理由
ゲストの会費を下げるため
プチギフトの分の予算を二次会費用に充てて、ゲストの会費をなるべく下げるためにプチギフトを用意しなかったという人もいます。プチギフトがなくても会費が安くて二次会の料理やドリンクが充実していれば、おもてなしの気持ちは十分伝わりますね。お見送りのときに何も渡さないのが寂しいと感じる場合は、感謝の気持ちを記した「サンクスカード」を配る方法もあります。
ゲスト全員分の景品を用意したから
ビンゴなどのゲームの景品を参加賞含めてゲスト全員分用意したというケースもあります。その場合はゲストが手ぶらで帰ることがないので、あえてプチギフトを用意しなくても良いかもしれませんね。プチギフトの予算を景品に充てて景品を豪華にすることが多いようです。
まとめ
今回は二次会ギフトについてご紹介しましたが、いかがでしたか。
ご紹介したように二次会の景品にはさまざまな種類があり、どんな景品を選ぶかによって二次会の盛り上がりも変わってきます。二次会全体の予算にもよるので、予算をしっかり決めた上でゲストが喜んでくれそうな景品を選びましょう。
また、二次会のプチギフトを用意するかどうかはおふたりの考え方次第になります。ゲストに満足してもらうためにはどうすればよいか、よく話し合って決めてくださいね。