【プロポーズの段取り】プロポーズ準備・段取りから結婚までスケジュール完全ガイド

花束の前に置かれた婚約指輪と結婚指輪

~プロポーズの準備から結婚までの段取り、不安をゼロにする徹底解説~

大好きな人からプロポーズされたら、これから始まる新しい生活にわくわくどきどきしますよね。
しかし、プロポーズされてから結婚に進むまでには、さまざまな過程を踏んでいかなければなりません。
「色々やらなければならないことがあるのは分かっているけど、何から進めればいいのか分からない」という人も多いはず。
そこでこの記事では「結婚準備 全体のスケジュール」をご紹介します。ひとつひとつの項目を詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

プロポーズ成功率UPのための3つのポイント

大好きな人にプロポーズをしたい!でも、どうやって準備を進めればいいのかわからない…そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。プロポーズは人生の大きな転換点。素敵な思い出として残るように、しっかりと計画を立てることが大切です。ここでは、プロポーズの計画から指輪選び、そしてタイミングまで、成功させるためのポイントをご紹介します。あなたらしいプロポーズで、きっと素敵な思い出を作ることができますよ。

海岸で跪いて、婚約指輪をケースを開けて見せ、女性にプロポーズを行う男性

プロポーズの計画立て方

プロポーズの成功の秘訣は、相手のことを考えた丁寧な準備にあります。まずは、パートナーがどんなプロポーズを望んでいるのか、さりげなく探ってみましょう。友達との会話の中でさりげなく「理想のプロポーズって何?」と聞いてみたり、結婚式に参列した時の反応を見たりするのがおすすめです。場所は、おふたりの思い出の場所や、お気に入りのレストラン、絶景スポットなど。でも、あまり人目が気になるような場所は避けた方が無難かもしれません。言葉は、短くても心のこもった言葉を。長々と話すより、「結婚してください」「一緒に幸せになろう」といったシンプルな言葉の方が、気持ちが伝わりやすいものです。準備する小物は、指輪はもちろん、お花やメッセージカードなども素敵です。カメラやビデオの準備をして、この特別な瞬間を残しておくのもいいですね。

婚約指輪の選び方とコツ

婚約指輪選びは、プロポーズの準備の中でも特に重要なポイントです。一生大切にする指輪だからこそ、しっかりと選びたいですよね。まずは、予算を決めることから始めましょう。一般的な相場は給料の3ヶ月分と言われていますが、無理のない範囲で決めることが大切です。デザインは、シンプルな一粒ダイヤが定番ですが、最近では色石を使ったものやピンクゴールドなど、バリエーションも増えています。サイズは、プレゼントするまで内緒にしておきたい場合は、普段使っている指輪を参考にするのがおすすめ。また、もしサイズが合わなかった時のために、サイズ直しが可能なお店を選ぶことも大切です。指輪選びに迷ったら、彼女の好みのジュエリーのデザインやブランドをチェックしてみるのもいいでしょう。指輪を見に行く時間がない場合は、オンラインショップで下見をしておくのもおすすめです。

プロポーズのタイミングと場所選び

プロポーズのタイミングと場所選びは、成功のカギを握る重要な要素です。記念日や誕生日など、特別な日を選ぶのもいいですが、あえて普通の日に驚かせるのも素敵です。季節で考えると、クリスマスや七夕など、ロマンチックな雰囲気の時期もおすすめ。ただし、プロポーズ後に両親への挨拶など、いろいろな予定が控えているので、長期休暇が取りやすい時期を選ぶのがベター。場所は、二人の思い出の場所がベストですが、新しい場所で新たな思い出を作るのも素敵ですよね。レストランでプロポーズする場合は、事前にお店に相談して協力してもらうと、より特別な演出ができます。ただし、人目が気になる場所や、天候に左右されるような場所は避けた方が無難。何より、おふたりらしさを大切にした場所選びを心がけましょう。

プロポーズ直後にすべきこと

プロポーズを終えて「YES」をもらったら、いよいよ結婚に向けた第一歩を踏み出します。でも、うれしい気持ちでいっぱいのこの時期だからこそ、慎重に進めたいことがたくさんあります。特に、両親への報告や周りの人への伝え方は、その後の関係性に大きく影響するので、しっかりと考えて行動することが大切です。ここでは、プロポーズ直後にすべきことをまとめてご紹介します。

カップルが机の前で力を合わせて事務作業をしている

最初の報告と挨拶

プロポーズ後、まず行うべきは両親への報告です。報告の順番は一般的に、女性側の両親に先に報告し、その後で男性側の両親に報告するのが基本です。報告の際は、カジュアルすぎない服装で臨むことが大切です。男性は、清潔感のあるジャケットスタイル、女性はワンピースやスーツなど、フォーマルすぎない清楚な装いがおすすめ。また、実家への手土産は必ず用意しましょう。相手の親御さんの好みが分からない場合は、和菓子や洋菓子など日持ちのしない食べ物を選ぶのが無難です。報告時は、結婚の意思をはっきりと伝え、両親の意見もしっかりと聞く姿勢を見せることが大切。特に、新生活の予定や、結婚式についての希望なども、この時点である程度話せるよう、事前にパートナーとよく話し合っておきましょう。

SNSでの報告のタイミング

SNSでの結婚報告は、近年では当たり前になっていますが、タイミングや方法には気を配る必要があります。まず、両親や親族、職場の上司など、直接報告すべき人には必ずSNSよりも先に報告することが基本です。SNSで報告する際は、投稿内容にも注意が必要。プロポーズの様子や指輪の写真を投稿する場合は、派手すぎない表現を心がけましょう。また、結婚式の日取りが決まっていない段階では、あまり詳しい情報は載せない方が無難です。投稿のタイミングは、両家への報告と顔合わせが済んでからがベスト。職場への報告も済ませてからの方が、トラブルを避けられます。コメントやいいねへの返信も丁寧に行い、お祝いの言葉をくれた人には感謝の気持ちを伝えましょう。

婚約期間の過ごし方

婚約期間は、結婚に向けての準備期間であると同時に、お互いのことをより深く知るための大切な時間です。この時期は、結婚後の生活について具体的に話し合うチャンス。例えば、新居をどうするか、家計をどう管理するか、休日の過ごし方など、将来の生活に関わる重要な事項について、じっくりと話し合いましょう。また、お互いの価値観や考え方の違いを知り、すり合わせていく時期でもあります。趣味や友人関係、仕事に対する考え方など、普段なかなか話題にならないことも、この機会にしっかりと話し合っておくと、結婚後の生活がよりスムーズになります。お互いの家族との関係づくりも大切です。両家の行事や食事会に参加したり、休日に実家を訪ねたりして、徐々に家族との距離を縮めていきましょう。

プロポーズ後の一般的なスケジュール

婚約指輪がはめられた手と手を小指で繋いでいるカップルの手元

プロポーズされたら結婚に向けてさまざまな準備を始めましょう。「色々やらなければならないことがあるのは分かっているけど、何から進めればいいのか分からない」という人も多いはず。ここでは、プロポーズ後から結婚式までの一般的なスケジュールをご紹介します。項目ごとに具体的なポイントもまとめているので、準備を進める際の参考にしてくださいね。

  1. 自分の親&相手の親への結婚報告
  2. 婚約指輪の購入
  3. 両家顔合わせ&結納
  4. 入籍日や結婚式の日程を相談
  5. 結婚式場選び
  6. 結婚指輪の購入
  7. 新居探し
  8. 新婚旅行の行き先を決める
  9. 会社・友人・親戚などへ結婚報告
  10. 結婚式の打ち合わせ
  11. ブライダルエステ検討
  12. 前撮り検討
  13. 婚姻届提出・入籍
  14. 結婚式
  15. 新婚旅行へ出発

一覧にしてみるとやることがたくさんあって圧倒されてしまいますよね。スムーズに進めるためには、まずお二人の希望や価値観をすり合わせておくことが大切。結婚式は行うのか、どんな結婚式にしたいのか、新婚旅行には行くのかなどお互いがどう考えているのか話し合う時間を作るようにしましょう。
また、上記でご紹介したスケジュールはあくまでも一般的なものです。人によっては早くなったり遅くなったりすることもありますし、必要ない項目もあります。おふたりには何が必要なのかを確認して、自分たちの流れに合わせて動いてくださいね。

プロポーズから結婚まで!具体的な内容をチェック

ウェディングドレスを見た新婦と新郎が手を重ねてハートマークを作っている

プロポーズ後~結婚までの大まかなスケジュールは分かったけれど、具体的に何をしたらいいのか分からない人もいますよね。ここではそれぞれの項目について詳しくご紹介します。

自分の親&相手の親への結婚報告

プロポーズ後、おふたりの結婚の意思が固まったらまずは自分の親に結婚の報告をします。その後相手を紹介したいことを伝えて結婚の挨拶の日程を決めましょう。どちらの親に先に挨拶に行くか悩んでしまうところですが、一般的には女性側に先に挨拶に行き結婚の了承を得てから男性側に挨拶に行くという流れが多くなっています。
親御さんと既に顔見知りというケースもあると思いますが、結婚挨拶の時はカジュアルになり過ぎずしっかりとした装いで行くのがおすすめ。清潔感のある身だしなみを心がけて、誠実で紳士な対応をするといいですね。また、忘れがちなのが手土産について。事前に親御さんの好みをリサーチし、3,000円程度で食べ物などの「消えモノ」を選ぶといいでしょう。

婚約指輪の購入

指輪ケースに入れられた婚約指輪

婚約指輪を購入するタイミングとしては、プロポーズの時に渡すために男性が事前に購入する場合とプロポーズ後におふたりで一緒に指輪を探しに行く場合の2パターンあります。サプライズで渡したい!という人はプロポーズ前に、女性の好きな指輪を一緒に選びに行きたい!という人はプロポーズ後に婚約指輪を選ぶ傾向にあるようです。
婚約指輪以外にも腕時計やネックレスなどを贈る人もいます。婚約の証になるので、顔合わせや結納の時に身につけていけるようにするといいですね。

両家顔合わせ&結納

お互いの親へ結婚報告が済んだら、次に両家顔合わせや結納を行います。
顔合わせは両家の都合の良い日でかつ縁起の良い日を選びましょう。料亭やレストランなどで行うのが一般的で、コース料理を頼んでおくと顔合わせがスムーズに進むのでおすすめです。
結納もお日柄の良い日に料亭やホテル、自宅などで行います。結納は顔合わせとは違って決められた方法で儀式の流れに沿って執り行われるので、服装や結納品、婚約記念品などしっかり準備して臨むようにしましょう。
最近では結納をせずに顔合わせのみで済ます人も多くなっています。顔合わせや結納は両家の考え方や地域の慣習によって異なるので、必ず両家の意向を聞いた上でどうするのか決めるようにしましょう。

入籍日や結婚式の日程を相談

スマホとペンが上におかれたカレンダー

記念日となる入籍日や結婚式の日程を決めていきます。
入籍日はお二人の記念日や語呂の良い日、お日柄の良い日などを検討しましょう。具体的な日にちが決まったら、念のため事前に両家の親御さんにも「この日に入籍をしようと思っている」という旨を伝えておくと安心です。
結婚式の日程は、式場の日程の空き状況にもよるのでまずは式場選びから始めるとスムーズに進みます。結婚式の日程を決めるときはゲストの顔ぶれを見ながら時期やお日柄、時間帯などを決めていきましょう。結婚式の日程は人気のシーズンやお日柄の良い日は早めに埋まってしまいます。日程にこだわりたい人は、なるべく早めに式場探しを始めて予約するようにしましょう。

結婚式場選び

パソコンを覗き込んで、何かを検索するカップル

気になる式場を見つけたら、まずはブライダルフェアに参加してみましょう。実際に式場を見てみると、より結婚式のイメージが沸いてくるはずです。式場によって挙式会場や披露宴会場の雰囲気が違うのはもちろん、料理や演出の種類などもいろいろあります。どんな結婚式にしたいのかをおふたりでよく話し合ってから式場選びをするとスムーズに進みますよ。

結婚式場選びについてもっと知りたい人はコチラの記事もチェック!
【結婚式場の選び方】理想の結婚式場を選ぶための大切な8つのポイント

結婚指輪の購入

白い指輪おきに乗せられた結婚指輪

結婚指輪は挙式の時までに用意すればいいので急ぐ必要はありません。しかし、婚約指輪をプロポーズ後に購入する人は、婚約指輪と一緒に結婚指輪も選ぶのがおすすめ。何度も指輪探しをする手間が省けますし、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けできるようにデザインされた指輪もあります。おふたりでお気に入りの結婚指輪を見つけられるといいですね。

関連記事:【結婚指輪の選び方】後悔しない決め方は?選び方からお手入れまで完全マニュアル!

新居探し

結婚が決まったら、新居についても考える必要があります。どちらかの家に住むのか、新しく家を探すのか、実家に住むのかなどおふたりの考え方や状況などを考慮しつつよく話し合って決めていきましょう。入籍前から同棲している人は、今の家にそのまま住むのか新居を探すのかを決めていきます。
新居で新生活をスタートする場合は、引越しや新居に必要な物をそろえるためにお金がかかるだけではなく準備も忙しくなります。新生活だけに重点を置いてしまうと結婚式の準備に手が回らなくなってしまう可能性も。結婚式のことも頭に入れながら、新居探しができるといいですね。

新婚旅行の行き先を決める

海外リゾートの海辺

新婚旅行で行きたい場所はあるのか、何日くらいお休みが取れるのかなどをおふたりでよく話しましょう。予算や日程、旅行の時期によっても新婚旅行の行き先は変わってきます。新婚旅行の行き先がなかなか決まらない場合は、旅行会社に行ってどんなプランが立てられるのか、予算はどれくらい必要なのかなど気になることを聞いてみるといいですよ。

新婚旅行の行き先についてもっと知りたい人はコチラをチェック!
【新婚旅行はどこへ?】行き先の決め方や人気の新婚旅行先をご紹介!

会社・友人・親戚などへ結婚報告

結婚式の3~4ヶ月前になったら、会社の上司や同僚、友人、親戚などに結婚報告をしましょう。
会社の場合はまず上司に報告し、それから先輩、同僚に結婚報告をするのがマナーです。最近ではSNSで結婚報告をする人も増えていますが、上司や先輩、お世話になった人などには直接連絡して報告するのが◎。また、同僚がSNSで結婚することを知ってしまい、直接上司に報告する前に結婚することが伝わってしまっていたなんてことがないように注意してくださいね。

関連記事:

結婚式の打ち合わせ

それぞれの手でブーケを持ちポーズをとっている新郎と新婦

結婚式の打ち合わせは、結婚式のおよそ3~4ヶ月前からスタートします。結婚式の打ち合わせはひとつひとつのアイテムを細かく決めていく大切な内容ばかりです。打ち合わせの時間には限りがあるため、事前におふたりで結婚式のテーマを決めておくと打ち合わせがスムーズに進みやすくなりますよ。

結婚式の打ち合わせについてもっと知りたい人はコチラをチェック!
【結婚式の打ち合わせ】結婚式の打ち合わせとは?回数や時期、内容についてご紹介!

ブライダルエステ

ブライダルエステを受ける女性

ブライダルエステをするかどうかを決めていきましょう。ブライダルエステは結婚式に特化しており、結婚式当日を1番コンディションの良い状態に導いてくれます。料金や回数、エステ内容はエステサロンによってさまざまです。カウンセリングなどを受けて、自分に合うサロンがどこなのかを探してみるといいですね。

ブライダルエステについてもっと詳しく知りたい人はコチラをチェック!
【ブライダルエステとは?】種類や内容、メリット・デメリットをご紹介!

前撮り検討

和装で手を繋いでいる新郎新婦の手元

前撮りとは、結婚式で着る衣裳や結婚式とは違う衣裳を着て結婚式より前に撮影することです。前撮りのメリットは撮った写真をウェルカムボードやプロフィールムービー、席次表などに使えること。また、ゆっくり時間をかけて撮影できるので写真にこだわりたい人や希望のカットがたくさんある人は前撮りをするのがおすすめです。

前撮りについてもっと知りたい人はコチラをチェック!
【結婚式の前撮り】メリットや確認しておくべき前撮りのポイントを知ろう

婚姻届提出・入籍

結婚証明書

入籍をスムーズに進めるために、早めに婚姻届を用意しておきましょう。婚姻届は市町村役場の戸籍課で受け取ることもできますが、最近ではダウンロードしたり雑誌の付録で付いていたりすることも。デザインをいろいろなので、こだわりたい人は探してみるといいですね。

婚姻届を提出するときには
  • 婚姻届
  • 印鑑
  • 本人確認書類

が必要です。
以前は必要だった戸籍謄本は2024年3月から提出する必要がなくなりましたが、婚姻届には「本籍」の記入欄があります。本籍が分からない人や曖昧な人は、あらかじめ戸籍謄本を取り寄せて確認しておくと安心ですね。

結婚式

淡い色のブーケを手に持ちウェディングドレス姿の新婦

いよいよ、待ちに待った結婚式当日です。結婚式当日はバタバタして食事ができないこともあるので、なるべく家でしっかりとご飯を食べていくと安心です。
忘れ物をしてしまった!なんてことがないように、前日にしっかりと持ち物を確認しておくようにしてくださいね。

新婚旅行へ出発

リゾートビーチから水上コテージに木造の橋が伸びている

結婚式も終わり、その次の楽しみといえば新婚旅行ですよね。新婚旅行に行く時期は人それぞれですが、新婚という特別な時期に行く旅行は格別でおふたりの良い思い出に残ることでしょう。

新婚旅行についてもっと知りたい人はコチラをチェック!
【新婚旅行のスケジュール】新婚旅行で何する?スケジュールを組むポイントやモデルスケジュールをご紹介!
【新婚旅行の持ち物】新婚旅行には何を持っていく?事前準備必須アイテムリストをご紹介!

状況別準備のポイント

結婚準備の進め方は、カップルの状況によって大きく変わってきます。同棲中のお二人と遠距離恋愛中のお二人では、準備の仕方も変わってきますよね。また、再婚の場合は、特別な配慮が必要な場合もあります。ここでは、状況別の準備の進め方のポイントをご紹介します。

同棲中のカップルの準備

ベッドの上でくつろぎながら、ピザを食べさせ合うカップル

すでに一緒に暮らしているカップルは、新生活のための引っ越しや家具の購入などの負担は少なくなりますが、その分だけ気を付けたいポイントもあります。まず、結婚を機に新居を探すかどうかの決断です。今の住まいに満足していれば、そのまま新居として使うのもいいでしょう。ただし、今後の家族計画なども考えて、広さや立地を見直してみるのもおすすめです。また、同棲中は「私物」「共有物」の区別があいまいになりがちです。結婚を機に、家具や電化製品などの所有権をはっきりさせておくと安心。さらに、普段の生活費の管理方法も、同棲時代とは少し変えてみるのもいいかもしれません。結婚後の収入や支出を見直し、新しい家計管理の方法を考えてみましょう。

遠距離恋愛中のカップルの進め方

ブライダルフェアの特典内容を式場に確認する女性

遠距離恋愛中のカップルにとって、結婚準備での一番の課題は、打ち合わせの時間を作ることです。休日に会って準備を進めることになりますが、限られた時間を有効に使うためには事前の準備が大切。LINEやZoomなどを活用して、会う前に出来るだけ話し合いを済ませておきましょう。また、結婚式場探しは、どちらかの地元で行うことが多いので、休暇を利用して集中的に見学するのがおすすめです。新居探しも大きな課題になりますが、ネットで物件をある程度絞り込んでから見学すると効率的です。仕事の転勤や退職なども考える必要があるので、早めに会社に相談するのも忘れずに。準備期間中は会える時間が限られますが、だからこそ二人で過ごす時間を大切にして、楽しみながら準備を進めていきましょう。

再婚カップルの特別な配慮事項

再婚の場合は、お互いの過去を理解し合い、新しい家族との関係づくりにも気を配る必要があります。特に子どもがいる場合は、子どもの気持ちを第一に考えることが大切です。結婚の報告は、まず子どもたちに丁寧に説明し、その反応を見ながら進めていきましょう。結婚式は、派手にせず、身内だけで行うカップルが多いようです。ただし、新しい家族として出発する記念日として、子どもたちも参加できる温かな会にするのもいいですね。新生活では、子どもたちの学校や環境のことを考えて、住まいを決めることが多いでしょう。また、養育費や財産分与など、前marriage_relationshipに関する事項は、はっきりと話し合っておくことが大切です。お互いの気持ちを大切にしながら、新しい家族の形を作っていきましょう。

トラブル対策とQ&A

結婚準備を進めていく中で、誰もが悩みやトラブルを経験します。「こんなときはどうすればいい?」という疑問に、実例を交えてお答えします。準備を進める中で困ったことが起きたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Q&Aと書かれている正方形の木製置物

よくある準備中のトラブル対処法

結婚準備でよく起こるトラブルの代表例は、スケジュールの遅れです。仕事が忙しくて準備の時間が取れない、両家の予定が合わなくて顔合わせの日程が決まらないなど、様々な理由でスケジュールが遅れがちになります。こんなときは、優先順位をつけて、重要なものから順に進めていくことが大切。また、結婚式場との打ち合わせでは、予算オーバーになりがちです。事前に項目ごとの予算を決めておき、オーバーしそうな部分は別の部分で調整するなど、柔軟な対応を心がけましょう。料理や引出物の好みが合わない、招待客リストで意見が分かれるなど、おふたりの意見が合わないこともあるでしょう。そんなときは、お互いの価値観を尊重しながら、折衷案を探ってみるのがおすすめです。

両家の意見調整方法

結婚準備では、両家の意見の違いに悩むことも少なくありません。特に、結納や結婚式の形式、費用の負担などは、家族の価値観が出やすい部分です。まずは、両家の意見をよく聞くことから始めましょう。その上で、現代的な考え方と伝統的な考え方のバランスを取りながら、折衷案を提案してみるのもいいかもしれません。例えば、結納は簡略化して、その分結婚式で伝統的な演出を取り入れるなど。また、準備の段階で両家の親同士が直接やり取りする機会は避け、基本的におふたりが間に入って調整するようにしましょう。お互いの親を立てながらも、新しい家庭を築くおふたりの意見も大切にする。その気持ちを丁寧に伝えていくことが、円満な関係づくりのコツです。

準備の遅れへの対応策

結婚式の準備が思うように進まず、焦ってしまうことは誰にでもあります。そんなときは、まず冷静になって残りの準備を整理してみましょう。必要不可欠なものと、あった方がいいけれど無くても大丈夫なものを分けて、優先順位をつけることが大切です。例えば、招待状の発送や席次表の作成は必須ですが、プチギフトやウェルカムアイテムは簡略化できるかもしれません。また、平日の夜や休日を効率的に使うためには、タスクを細かく分けて、ちょっとした空き時間でもできることから進めていくのがコツ。二人で分担して進めることで、作業効率も上がります。心配なことは、式場のプランナーさんに相談するのもおすすめです。経験豊富なプランナーさんなら、限られた時間でも素敵な結婚式を実現するアイデアを提案してくれるはずです。

まとめ

プロポーズから結婚式までの準備期間は、忙しくも幸せな時間です。
やることがたくさんあって大変に感じることもあるかもしれませんが、一つひとつの準備を大切な思い出として楽しみながら進めていってくださいね。この記事で紹介した内容を参考に、おふたりらしい結婚準備を進めていってください。何より大切なのは、お互いの気持ちに寄り添いながら、新しい人生のスタートを共に喜び合うこと。素敵な結婚式、そして幸せな新生活が待っていることを願っています。