【ガーデンウエディング】メリット・デメリットから失敗しない会場選びのコツまでご紹介!

緑のガーデンで並べられた白い椅子に一つ一つかすみ草の花束がくくりつけられている。ガーデンウェディングの会場の写真。

前回の記事「【婚姻届の提出ガイド】婚姻届の入手先や必要書類、書き方から提出方法を徹底解説!」では、婚姻届に関する手続きについてご紹介しました。
今回の記事からは、さまざまな結婚式のスタイルについてひとつひとつ詳しくご紹介していきます。

最初にご紹介する結婚式スタイルは「ガーデンウエディング」です。
きれいな青空の下で結婚式を行えるガーデンウエディングは、開放的な空間で自由に結婚式をコーディネートできることから、最近人気がある結婚式のスタイルです。
ガーデンウエディングが気になっているものの
「雨が降ったらどうなるの…?」
「ガーデンウエディングの良さは?」
「ガーデンウエディングをするとき、何に気を付けるべき?」
など、さまざまな疑問が出ている人もいますよね。

そこでこの記事では、ガーデンウエディングと通常の結婚式の違いやメリット・デメリットをご紹介します。ガーデンウエディングを成功させるコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ガーデンウエディングとは?

ガーデンウエディングとは、屋外で行われる結婚式のことです。開放的な空間の中カジュアルな雰囲気で結婚式が挙げられると人気があります。四季折々の自然を感じながら過ごせるガーデンウエディングは、おふたりらしさを表現しやすく、ゲストとの距離も近い、アットホームな結婚式が叶います。まずは、ガーデンウエディングとはどのような結婚式なのか詳しくみていきましょう。

緑いっぱいのガーデンの中、白いバージンロードにたくさんの白い花でアーチが作られている。ガーデンウェディングの挙式場。

ガーデンウエディングにもさまざまなスタイルがある

ガーデンウエディングには、挙式と披露宴の両方をガーデンで行うスタイルや挙式のみガーデン、披露宴は屋内で行うなどさまざまなスタイルがあります。
挙式スタイルは好みに合わせて選べますが、ガーデンウエディングには人前式がおすすめ。人前式は形式的な決まりがなく自由に決められるので、開放的でアットホームな雰囲気のガーデンウエディングにぴったりですよ。
他には基本的には屋内で過ごして、ウェルカムパーティーやデザートビュッフェなどの演出時にガーデンを利用するスタイルもあります。
また、ガーデンスペースの広さや設備によっても、できる演出は変わってきます。例えば、ガーデンに常設のチャペルがある会場や、プールサイドでのパーティーができる会場、BBQスタイルの披露宴ができる会場など、それぞれ特徴が異なります。おふたりの理想のガーデンウエディングに合わせて、会場選びをすることが大切ですね。

ガーデンウエディングと通常の結婚式の違い

会場の雰囲気はもちろん、進行の仕方や装飾、写真撮影など、さまざまな点で異なります。特に自然光と緑に囲まれた開放的な空間での結婚式は、より自由度が高く、カジュアルな雰囲気で楽しめるのが特徴です。ただし、その分天候や気温への配慮が必要になってきます。

屋外で設置された新郎新婦が座る。いついの椅子セット。後には白く大きな花束と両サイドにギリシャ神殿を思わせる支柱が立っている。

カジュアルな雰囲気になる

通常の結婚式は高砂といって新郎新婦が座る席を少し高くしてあることが多いですよね。ガーデンウエディングでは高砂は作らずにベンチやソファに座るため、ゲストと同じ目線で会話することができてアットホームな雰囲気になります。
また、お子様連れのゲストも気兼ねなく参加できるのも特徴です。ガーデンという開放的な空間だからこそ、子供の声が響いても自然な雰囲気で受け入れられますよ。

会場を自由にコーディネートできる

屋外なので、会場のレイアウトや装飾を自由にコーディネートできるのも、通常の結婚式とは異なるところ。通常の結婚式では飾り付け出来ない場所があったりレイアウト変更できなかったりと制限があることが多いですが、ガーデンであれば比較的自由に決められますよ。
季節の花々を活かした装飾や、大きなウェルカムボード、ナチュラルな素材を使ったテーブルコーディネートなど、おふたりの好みに合わせてデザインできます。また、夜のパーティーでは照明を工夫することで、昼間とは全く違った雰囲気を演出することもできます。

全身写真がたくさん撮れる

通常の結婚式では、スペースが限られていることもあり全身での写真を撮影するのが難しいことがあります。ガーデンウエディングの場合は、広いガーデンでの撮影になるので全身で写真を撮る機会が多いのもポイント。緑の背景に白のウエディングドレスはよく映えるので、素敵な写真が残せますね。自然光での撮影は表情も柔らかく写り、よりナチュラルな仕上がりになります。季節の花々や木々と一緒に撮影できるのも、ガーデンウエディングならではの魅力です。一生の思い出に残る、美しいウェディングフォトを残すことができますよ。

ガーデンウエディングのメリット

ピンクの花で装飾されたガーデンウェディングのゲストテーブル。

ガーデンウエディングには他の結婚式スタイルにはない魅力がたくさんあります。特に、自然に囲まれた開放的な空間での結婚式は、新郎新婦はもちろん、参列されるゲストの皆様にとっても、心地よい時間を過ごせる特別な場所となります。カジュアルでありながらも上質な雰囲気を演出できるのも、ガーデンウエディングならではの魅力といえるでしょう。
ここでは、ガーデンウエディングのメリットをご紹介します。

自然体で過ごせる

青空のもとで緑の木々に囲まれてオープンな雰囲気で過ごせるガーデンウエディングは、おふたりだけではなくゲストも自然体で過ごせるのが魅力。堅苦しさがないので、アットホームでカジュアルな結婚式ができますよ。フラットな空間でおふたりとゲストの距離が近いので、気軽に話しかけやすくワイワイとホームパーティーのような雰囲気で過ごせるのが素敵ですね。
ガーデンという開放的な空間は、ゲスト同士の会話も弾みやすい環境を作ってくれます。

フォトジェニックな写真を残せる

緑いっぱいの森にたたずむ、ピンクのウェディングドレスを着た新婦と、その友人たち8名。

自然の光の中で緑や季節の花に囲まれての撮影になるので、外国映画のワンシーンのような写真が撮れます。ガーデンウエディングはリラックスした雰囲気で過ごせるので、自然な笑顔溢れる写真が撮影できるのも魅力。ガーデンの一角に布やリボンなどを垂らして装飾して、フォトスポットを作るのもいいですね。夕方の結婚式であれば、ライトアップされた幻想的な空間での写真が撮影可能。ガーデンウエディングだからこそ撮影できるフォトジェニックな写真を残せますよ。
日中の自然あふれる中での光から、夕暮れのマジックアワー、そして夜のライトアップまで、時間帯によって異なる雰囲気の写真を残すことができます。

オリジナリティ溢れる結婚式が作れる

先ほども触れたように、ガーデンウエディングは会場のレイアウトや装飾など自由にコーディネートできます。そのため、形式にとらわれることなくおふたりらしいオリジナリティ溢れる結婚式が作れるのも魅力。おふたりがやってみたかった演出を取り入れたり、挙式に家族や友人が登場するシーンをたくさん作ったりするなど、理想通りの結婚式を作れます。
ガーデンウエディングに参列したことのあるゲストはそれほど多くないはずなので、ゲストにとっても新鮮で心に残る結婚式になるでしょう。

ペットOKな会場が多い

白と緑紫とピンクの花で作られたブーケの匂いを嗅ぐゴールデンレトリバー。

会場の規定にもよりますが、屋外で行うガーデンウエディングはペットも参加OKになっていることも多くあります。ペットも家族の一員なのでせっかくなら一緒にお祝いしたい!という希望も叶えられるかもしれません。ペットと一緒に写真撮影ができたり、リングドッグとして参加してもらったりと、思い出に残る演出も可能です。
ペットを参加させたい人は会場見学のときに確認するようにしてくださいね。

ガーデンウエディングのデメリット!

屋外で行う結婚式だからこそ、デメリットもあります。ガーデンウエディングを検討している人は、事前に考えておかなければならないポイントやデメリットをしっかりと確認しておきましょう。

緑いっぱいの屋外のガーデンに設置されたたくさんの花とろうそくが飾られた高砂テーブル。

天候に左右される

ガーデンウエディング最大のデメリットは、屋外で行うため天候に左右されてしまうということ。当日の天候次第では思っていたような結婚式を挙げられない可能性があります。ほとんどの式場で天候不良の場合の進行をおふたりと打ち合わせしていますが、ガーデンウエディングができるかどうか当日の朝の天気を見るまで分からないというのもデメリットといえますね。
特に梅雨や秋の台風シーズンは、天候の変化に注意が必要です。事前に、雨天時のプランについて細かく確認しておくことが大切です。

季節が限られてしまうことも

前述した通り、ガーデンウエディングは天候に左右されやすいため気候の安定した時期を選ぶのがおすすめです。会場によってはガーデンウエディングができる時期が限られていることもあります。雨が降りやすい梅雨時や台風が多い季節、真冬や真夏などを避けて安定した気候の季節を選ぶとなると、季節は限られてしまいますね。気候の良い春と秋は予約が集中しやすいため、早めの準備が必要になります。

雨天時は演出変更の可能性がある

バルーンリリースの演出で、大空に向かって飛んでいくたくさんのハート型の赤い風船。

雨が降ってしまった場合、ガーデンで行う予定だった挙式や披露宴を会場で行うというパターンが多いでしょう。その場合、ガーデンで予定していた演出などをそのまま会場で行えることもありますが、演出自体変更になってしまうこともあります。
例えば、バルーンリリースは雨の場合はバルーンを飛ばすことができません。そのため、バルーンをゲストにお土産として配るなど変更しなければなりません。その他にもガーデンでの花火やシャボン玉演出なども変更になる可能性があります。また、ガーデンでの写真撮影の場所や時間も調整が必要になるかもしれません。雨天時にどのような流れになるのか事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

衣裳が限られることも

ガーデンウエディングの場合は、なるべく動きやすい衣裳がおすすめです。トレーンが長いドレスやボリュームがありすぎるドレスは動きにくいため、ガーデンウエディングには不向き。ドレスのボリュームが控え目なものや軽めの素材を使用しているドレス、ミニドレスなど動きやすさも考慮しながらドレスを選ぶようにするといいでしょう。
また、ガーデンウエディングの場合衣裳が汚れやすくなります。式場提携のドレスショップではなく外部のドレスを持ち込む場合は、ガーデンウエディングを予定している旨を伝えるのを忘れないようにしてくださいね。

ガーデンウエディングの費用相場について

結婚式の予算は多くのカップルにとって大きな関心事です。ガーデンウエディングは会場やプランによって費用に大きな幅がありますが、一般的な結婚式と比べると装飾や設備にかかる費用が変わってきます。特に、屋外ならではの設備や装飾、雨天対策など、通常の結婚式では考慮する必要のない項目も出てきます。ただし、自然を活かした装飾で費用を抑えられる部分もあるため、メリハリをつけた予算配分が可能です。ここでは一般的な費用の目安と、追加で必要になりやすい費用、賢く予算を抑えるためのポイントをご紹介します。

アルファベットでCost performanceと書かれたプレートとスマホと電卓が置かれた画像

追加で必要になる可能性のある費用

ガーデンウエディングでは、通常の結婚式では含まれない追加費用が発生することがあります。例えば、屋外での音響設備のレンタル費用、雨天時に必要なテントやパラソルの準備費用、ガーデンの装飾や照明にかかる特別な費用などです。また、暑い季節や寒い季節には、ゲストの快適さを考えて冷暖房設備を設置する必要もあるかもしれません。ガーデンウエディングならではの演出として、移動式のバーカウンターやデザートワゴン、ケータリングキッチンなどの手配も検討する価値があります。事前に会場に確認して、どの費用が基本プランに含まれていて、どの費用が追加になるのかをしっかりと把握しておくことが大切です。

予算を抑えるためのポイント

アルファベットでポイントと書かれた机の5つのブロック

予算を抑えるためには、シーズンや曜日、時間帯の選び方がとても重要です。比較的混雑しにくい時期や平日を選ぶことで、費用を抑えられる可能性があります。また、自然の景観を活かした装飾にすることで、装飾費用を抑えることもできます。季節の花を取り入れたり、ガーデンの木々をそのまま活かしたりするのもおすすめ。昼間の自然光を活用することで照明費用を抑えることもできますし、ウェルカムスペースやフォトブースなどをDIYで作成するのも素敵です。

お二人で作る手作りアイテムは、予算面での節約になるだけでなく、結婚式をより思い出深いものにしてくれます。例えば、押し花を使ったメニュー表や席次表、木の実や小枝を使ったテーブル装飾など、ガーデンウエディングならではの自然素材を活用したアイテムは、温かみのある演出になりますよ。ただし、節約しすぎてゲストの快適さが損なわれないよう、めりはりをつけた予算配分を心がけましょう。

失敗しない会場選びのポイント

◯と×の上げ札を持った女性

ガーデンウエディングの成功は、会場選びで大きく左右されます。開放的な屋外空間、充実した設備、アクセスの良さなど、チェックすべきポイントは通常の結婚式場以上に多岐にわたります。特に、雨天時の対応設備や、ゲストの快適さを確保できる設備の有無は重要です。また、おふたりの理想のガーデンウエディングを実現するためには、ガーデンの広さや景観、設備の充実度なども慎重に確認する必要があります。ここでは、会場見学時のチェックポイントをご紹介します。

下見時のチェックリスト

チェックリスト

ガーデンウエディング会場の下見では、細かなチェックが必要です。まずは、ガーデンの広さや雰囲気が希望通りかどうかを確認しましょう。ガーデンの植栽や花の種類、メンテナンス状態もチェックポイントです。また、式当日の太陽の位置や日陰の状況も確認すると良いでしょう。特に写真撮影のベストポジションとなる場所や、ガーデン内の導線、ゲストの待機スペースなども入念にチェックしてください。可能であれば、予定している時間帯に下見を行うことをおすすめします。

設備面での確認事項

屋外での結婚式には、充実した設備が欠かせません。特に重要なのが、音響設備と照明設備です。ガーデンでの音の広がり方や、スピーカーの配置場所なども確認しましょう。また、ガーデン内の電源設備の位置や数、バックヤードの充実度、テーブルやイスの種類と数なども重要なチェックポイントです。トイレの場所や数、パウダールームの設備なども、ゲストの快適さを左右する重要な要素となります。

付帯設備のチェックポイント

ガーデンウエディングでは、天候や気温の変化に対応できる付帯設備が重要です。例えば、雨天時の控室や待機スペース、緊急時の屋内会場の広さと設備をチェックしましょう。また、暑さ・寒さ対策の設備(ミストシャワーや大型扇風機、ヒーターなど)の有無や、虫除け対策の設備なども確認が必要です。ガーデン内の照明設備や、夜間利用時の演出設備なども、会場選びの重要なポイントとなります。

チェックリスト

  • ガーデンの広さや全体的な雰囲気
  • 植栽や花の種類、メンテナンス状態
  • 日当たりと日陰の状況(特に式を予定している時間帯)
  • 写真撮影に適したスポット
  • ガーデン内の導線(お料理の運び出しやゲストの移動がスムーズか)
  • 受付やウェルカムスペースに適した場所
  • ゲストの待機スペース
  • 雨天時の控え室や屋内スペース
  • バックヤードの様子
  • 着替えやメイク直しのスペース
  • テーブルやイスのデザインと数
  • 装花やデコレーションの設置可能な場所

このようなポイントを事前にリストアップして、下見の際に一つずつ確認していくことで、理想のガーデンウエディングが叶う会場を見つけることができます。

ガーデンウエディングを成功させるコツ!

薄いピンクと白い花で作られたブーケを両手に持つ新婦を、後ろから抱きしめる新郎。

通常の結婚式とは違うことが多いガーデンウエディングを成功させるには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。特に、自然が相手となるガーデンウエディングでは、天候や気温への配慮が欠かせません。また、ゲストの快適さを考えた準備も重要になってきます。ここでは、ガーデンウエディングを素敵な思い出にするためのコツをご紹介します。事前の準備をしっかりと行うことで、より充実した結婚式が叶いますよ。

結婚式の日取りは気候を考慮して選ぶと◎

屋外で過ごす時間が多くなるガーデンウエディングは、気候の良い時期を選ぶのがおすすめ。真夏や真冬に屋外で長時間過ごすとなると、おふたりだけではなくゲストにも負担がかかってしまいます。
ガーデンウエディングのおすすめの季節としては気候が安定している春や秋。春は新緑、秋は紅葉などガーデンでの景色を楽しみながら、屋外で快適に過ごせるでしょう。

雨天時の対策をしっかり検討しよう

薄い紫でコーディネートされた会場の中に白いテーブルと白い椅子のゲスト席が並べられている披露宴会場。

先ほどから述べているように、ガーデンウエディングは天候に左右されやすくなります。進行途中で雨が降ってくることもあるため、雨が降った時の対応を念入りに検討しておくようにしましょう。
小雨であればゲストに傘を用意して予定通りガーデンで行う場合や、雨よけのテントが用意されていることもあります。会場によって雨の場合の対応が違うので、しっかりと確認しておくといいですね。雨でも行う場合は、ゲスト用の傘はもちろん、タオルなどの用意があるのかなど細かい部分も聞いておくと安心です。

ゲストにも事前にガーデンウエディングであることを伝えておくと◎

ガーデンウエディングは通常の結婚式とは異なることが多いため、ゲストに事前にガーデンウエディングであることを伝えておくようにしましょう。ガーデンウエディングといってもさまざまなスタイルがありますし、ガーデンウエディングに参加するのが初めての人も多いので、招待状にしっかりと詳細を記載しておくとゲストも安心できます。
ゲストが1番悩むのは、服装についてです。一般的にはガーデンウエディングだとしても通常の結婚式と変わらない服装ですが、ガーデンウエディングはカジュアルな雰囲気になるのでそれに合わせて「軽装でOK」などドレスコードを決めるのもおすすめ。また、屋外で過ごす時間が多いため、服装が汚れる可能性があることや歩きやすい靴がおすすめなど注意ポイントをしっかりと伝えておくと親切ですね。

季節に合わせておもてなしアイテムを用意するのがおすすめ

緑の森にたたずむ協会のガーデンに作られた白いバージンロードと白いケースと椅子そしてパラソルを開いている女性。

屋外で過ごす時間が多いガーデンウエディングは、通常の結婚式よりもゲストに負担をかけてしまう可能性があります。少しでも快適な時間を過ごしてもらえるように、季節に合わせておもてなしのアイテムを用意するようにしましょう。

*夏…うちわ・日傘・日焼け止め・虫よけ・冷たい飲み物 など
*冬…ブランケット・カイロ・温かい飲み物 など

また、季節の移り変わり時期は寒暖差が大きいため、薄手の羽織物やひざ掛けなどを用意しておくと安心です。突然の天候の変化にも対応できるよう、予備のアイテムも準備しておきましょう。

よくあるご質問

ガーデンウエディングについて、特に多い質問をピックアップしてご紹介します。これらの質問と回答が、おふたりのガーデンウエディング計画のお役に立てば幸いです。

Q&Aと書かれている正方形の木製置物

Q1:当日雨が降りそうな場合、いつ判断すればいい?

基本的に、前日夕方までに会場スタッフと相談しながら、屋内での実施に切り替えるかどうかの第一判断を行います。当日朝の天気予報で最終判断となりますが、多くの会場では前日から雨天対策の準備を始めます。特に、装飾や会場レイアウトの変更には時間がかかるため、早めの判断が重要です。また、少雨の場合は予定通りガーデンで実施できることもありますので、会場の雨天対応設備についても事前によく確認しておきましょう。

Q2:ガーデンウエディングでも料理の質は保てる?

はい、多くの会場ではキッチンや配膳導線が確保されており、料理の温度や品質を保つ工夫がなされています。温かい料理は温かいまま、冷たい料理は冷たいままでゲストに提供できるよう、設備が整っています。また、アウトドアならではのBBQスタイルや、ライブキッチン、食べ歩きスタイルのビュッフェなど、ガーデンウエディングならではの料理の楽しみ方も提案できます。

Q3:ゲストの高齢者への配慮は?

ガーデンウエディングでは、高齢のゲストへの配慮が特に重要です。暑さ・寒さ対策はもちろん、移動の負担を減らすための椅子の配置や、日陰へのテント設置など、様々な工夫ができます。また、近くに休憩室を用意したり、エアコンの効いた屋内スペースを確保したりすることで、体調管理もしやすくなります。

Q4:ドレスの素材や色で気を付けることは?

ガーデンウエディングでは、動きやすさと素材選びが重要です。特に、光沢のある素材は自然光で思った以上に反射してしまうことがあるため、マットな質感の素材がおすすめです。また、レースやチュールなど軽やかな素材は、そよ風になびいて美しい写真が撮れます。色味は、純白よりもややクリーム系の方が自然な雰囲気に仕上がることが多いですよ。

Q5:ヘアメイクで気を付けることは?

屋外での挙式となるため、風や湿気への対策が必要です。ヘアスタイルは、ダウンスタイルよりもアップスタイルの方が崩れにくいでしょう。メイクは、耐久性の高い化粧下地やフィックス剤の使用がおすすめです。また、撮影時の光の反射を考慮して、ツヤ感のあるメイクは控えめにするなどの工夫も必要です。季節や天候に合わせたヘアメイクプランを、美容師さんとしっかり相談しましょう。

Q6:音響設備はしっかりしている?

多くのガーデンウエディング会場では、屋外専用の音響設備を完備しています。スピーカーの配置や音量調整は、風の影響も考慮して細かく設定されます。生演奏を入れる場合は、楽器の音が飛びすぎないよう、設置場所や向きにも気を配る必要があります。事前のリハーサルで、音の届き方やボリュームをしっかり確認することをおすすめします。

まとめ

今回は人気の結婚式スタイルガーデンウエディングについてご紹介しました。
ガーデンウエディングは、屋外の開放的な雰囲気でアットホームなパーティーが行える結婚式スタイルです。
自由度が高いので、形式にとらわれずにおふたりらしいオリジナリティ溢れる結婚式を作りたい人におすすめ。
屋外での結婚式になるので、ゲストへの配慮を忘れないようにしましょう。
この記事を参考に、おふたりとゲストの心に残る素敵なガーデンウエディングにしてくださいね。