【岡澤が解説】結婚式で和装を着る時の注意点5つ
先日、お正月と浮かれていたのに、もう節分ですね。
節分の次の日は立春。
まだまだ寒さ厳しい日は続きそうですが、春と言う言葉を見るだけで、なんとなくウキウキした気分になりますね。
さて、今回は花嫁さんに向けて、結婚式や前撮りで「和装」をお召しになるときの、注意点を書いてみたいと思います。
1、襟足や背中、お顔のシェービング
和装をお召しになるとき、たいてい髪の毛は、アップスタイルにします。
その時に、襟足に髪の毛というか、うぶ毛が沢山ある人は、ちょっと心配ですよね。
花嫁さんの着付けは、襟足から背中にかけて、少し見える範囲が広めですので、背中の毛も気になる人は特に注意です。
日本髪のお鬘(かつら)を付ける場合は、襟足のうぶ毛が見えると美しさが半減しますしね。
そんな時にお勧めしたいのが、襟足・背中シェービングです。
「うぶ毛剃り」というやつですね。
お顔のシェービングも一緒にしますと、鼻の下や額なども、当日は透明感が断然違います。
ただ、お肌が弱い場合や、今までお顔を剃ったことが無い人は注意してくださいね。
専門のシェービングサロンや、大手の一流ホテルにある理髪店なども、腕がいいですよ。
男性の理容師さんが剃ってくれるのは、ちょっと恥ずかしい・・そんな場合は、女性専門のシェービングサロンがお勧めです。
どんなにお肌が強い人でも、何度もシェービング経験があったとしても、絶対にギリギリにシェービングするのは避けてくださいね。
体調などによって、お肌がかぶれてしまい真っ赤になることもありますから、少なくても10日前くらいに終わっておきたいものです。
あんまり早くシェービングしても、本番までに生えてきてしまうので、そこも注意です。
2、ネイルの準備
和装の場合、派手なネイルはちょっと・・と思う方は、透明や薄い透け感のピンクなどのネイルがおすすめです。
花嫁さんらしく、清楚な感じが人気ですよね。
個人的に私は、フレンチネイルが好きなので、白のフレンチネイルに少しアートなんかを施すのがお勧めです。和装にもドレスにも合うのでは?と思います。
3、下着は着けるの?
着付けの先生がアドバイスしてくれると思いますが、肌襦袢の下は、上半身裸か、もし抵抗があれば和装用のブラを付けるのが一番いいと思います。
たまに、キャミソールを着たという方もいらっしゃいますが、私は個人的には、何も着けないのが、綺麗に見えると思っています。
4、足袋は5枚こはぜ
足袋には【こはぜ】という、ボタン替わりのようなものが付いています。
【4枚こはぜ】と【5枚こはぜ】が売っていますが、【4枚こはぜ】は4という数字が縁起が悪いので、花嫁さんは「5枚こはぜ」を用意するといいでしょう。
ただ、最近はあまり気にしませんし、【5枚こはぜ】がなかなか販売されていないというお声も聴きます。
あまり神経質にならなくて大丈夫ですよ。
5、意外と和装は重いので気をつけて
白無垢や打掛って、意外と重いのです。
それに、普段から着物を着なれていないと、足袋や草履にも慣れていないので、特に自由に動きにくいです。
重いものを持ったりするのが、苦手な人は、普段から少し筋力をつけておくことをおススメします。
美しい身のこなしに、筋力は重要なんです。
いかがでしたか?
今日は花嫁さんの和装について書いてみました。
美しい日本の伝統衣装。打掛や白無垢って、結婚式でしか着れないものです。
ぜひ、沢山の花嫁さんにお召しいただきたいなと思います。
あなたの結婚式が上質で温かく、価値のある日となりますように。