withコロナでも楽しめる挙式や披露宴での演出方法とは

2人並んでいる新郎新婦

withコロナでは、結婚式での演出方法にも様々な配慮が求められますよね。少しでも感染リスクを減らして、安心できる環境の中で素敵なひと時を過ごしたいものです。ここでは、接触感染や飛沫感染に関してもしっかり考慮しつつ、みんなで楽しめる演出を紹介していきます。これから結婚式の演出を考えるというカップルは、参考にしてみてはいかがでしょうか。

オリジナルマスクの配布

ウェルカムギフトとしてオリジナルマスクを用意する演出はいかがでしょうか。
コロナ禍では、少しでも飛沫を防ぐためにマスクの着用が欠かせませんよね。しかしながら、マスクで顔の半分を覆ってしまうと、どうしても表情が読み取りにくくなり、全体的に素っ気ない印象にもなってしまいます。オリジナルマスクを配布することで、マスクの着用をイベント的な感じで楽しんでみてはいかがでしょうか。

この演出のおすすめポイントは、全員で同じマスクを着用して、会場全体の一体感をつくれるようになるということです。
コロナ禍では、人と人の距離が近くなるような演出や、マスクなしで会話を楽しむような演出は控えなくてはいけませんよね。どうしてもコミュニケーションが薄くなってしまう分、盛り上がりに欠けてしまうことが考えられますが、マスクという共通点をつくることで、その会場にいる全員に一体感を与えられるようになります。
おしゃれなデザインのマスクにしたり、思わずクスッと笑えるような面白いデザインのものにしたり、カップルの好みを反映しつつ、みんなで楽しめるものを選んでみてはいかがでしょうか。

ムービーを使った演出

カチンコ

プロフィールムービーなど、映像を使った演出は今までも結婚式でよく使われていましたが、二人の馴れ初めに関する再現VTRや、事前に収録していたゲストのインタビュー映像など、映像を多用した演出はコロナ禍でおすすめの方法です。
二人の再現VTRでは、演技に慣れていない二人のぎこちなさが出たり、ギャグ的な要素も盛り込んだりすることで、ゲストを楽しませることができるでしょう。なにより、新郎新婦がゲストを楽しませようとする気持ちを伝えることができます。

この演出は、ゲストが全員同じ方向を向いて、距離を保ったまま楽しめることがポイントになります。もちろん、マスクを着用したまま鑑賞できるため、感染のリスクも減り、安心して楽しむことができます。

プチギフトをそれぞれの席にセッティング

プチギフト

通常、結婚式が終わって新郎新婦がゲストをお見送りする際に直接手渡しをするプチギフトですが、お互いの距離が近くなり、接触する可能性が増えることを考えると、コロナ禍では躊躇してしまいますよね。そのような時におすすめなのが、プチギフトをあらかじめゲストの席にセッティングしておく演出です。

この演出方法は、テーブルにプチギフトが加わることで、ボリュームが増えて華やかな印象になるためおすすめです。ゲストが到着した時に、「あ!これ何だろう?」とちょっとした驚きを与えることもできます。なにより、最後のお見送りの時にゲストとの距離も保てるようになるため、感染リスクを下げられることがポイントとなるでしょう。

ブーケプルズでワクワク感のある演出

ブーケプルズ

花嫁がブーケを投げてゲストが受け取るブーケトスでは、ゲスト同士の距離がどうしても近くなってしまうため、コロナ禍では配慮したいところです。そのような時には、ブーケプルズがおすすめです。
花嫁が持っているブーケから何本ものリボンがつながっており、独身女性ゲストに引っ張ってもらいます。実際にブーケにつながっているリボンは一本だけで、見事にそれを引き当てた人が、当たりということになります。ブーケプルズでブーケを引き当てた女性は次に幸せが訪れると言われています。

この演出のおすすめポイントは、ゲスト同士が距離を近づけることなく、離れた状態で楽しめるということです。ひとつのブーケを求めて密になるという状況を避けつつも、くじ引きのようなワクワク感を楽しめるようになるでしょう。

先輩カップルが行ったコロナ禍でもできる演出とは

新郎新婦席の装飾

コロナ禍で結婚式を行った先輩カップルの中には、オリジナルマスクケースをつくり、席札も兼ねておしゃれな演出をした人たちもいます。飲食を伴う披露宴では、どうしてもマスクを外さなければならないタイミングがありますよね。
しかしながら、その辺にポイっと置いてしまうと不衛生で感染リスクの面を考えた時にも不安が出てきてしまいます。そのような時に、マスクケースがあるとその中にマスクを一時的に保管することができて便利です。
ゲストの名前も記載したオリジナルのマスクケースにすることで、会場の雰囲気を損ねることなく、おしゃれな印象を保つことができます。ゲストが困ることなく、快適に楽しめるようになることも、おすすめポイントのひとつでしょう。

その他には、会場の入り口に立ち、ゲストにアルコールスプレーで除菌をする演出を行った先輩カップルもいました。コロナ禍ならではの演出方法と言えます。新郎新婦の思わぬ登場でゲストを驚かせられるだけでなく、感染対策としても効果が期待できるでしょう。

幸せな時間をみんなで分かち合おう

コロナ禍での結婚式は、様々な点に配慮しなければならないため、どうしたらよいのか分からず悩んでしまうカップルは少なくありません。
しかし、そのような状況でもゲストと一緒に楽しめる演出方法はいくつもあります。今回紹介したことなどを参考にしながら、出席者全員が笑顔になれるような演出方法を考えて、幸せな時間を共有できるようにしましょう。