【席札メッセージカード】感謝を伝えるペーパーアイテム!書き方から例文まで

席札カード02

ゲストへの席札メッセージカードってどんなもの?

最近は手作りアイテムのひとつとして「席札」の裏にゲストに対して新郎新婦から、ひとりひとりへお礼を込めたメッセージを記入する「席札メッセージカード」が定番になってきております。

ゲストが着席した際に気づく場合もありますし、披露宴終了後には引き出物の袋に入れられることもありますので、家に帰ってから気づくこともあるかもしれません。

感謝の気持ちを伝えられる

結婚式は、新郎新婦にとって人生の大きな節目を祝福してもらえる特別な日です。式に参列してくれたゲストは、新しい家族の誕生を喜び、二人の門出を心から祝福してくれています。
席札メッセージカードは、そんなゲストへの感謝の気持ちを伝えるための素晴らしい手段となります。「遠くから駆けつけてくれてありがとう」「これまで支えてくれてありがとう」など、ゲストの立場に合わせた心のこもったメッセージを書くことで、新郎新婦の感謝の気持ちが伝わるはずです。ゲストにとっても、自分が大切にされていると感じられる嬉しい体験となるでしょう。

ゲストとの絆を深める機会に

フラワーシャワーで祝福をうける新郎新婦

結婚式は、新郎新婦だけでなく、ゲストにとっても特別な時間です。お互いの思い出話に花が咲いたり、新しい出会いが生まれたりと、ゲスト同士の絆も深まっていくものです。
そんな中で、席札メッセージカードは、ゲストとの絆をさらに深める良い機会となります。「一緒に遊んだ思い出」「いつも相談に乗ってくれてありがとう」など、ゲストとの思い出を織り交ぜたメッセージを書くことで、ゲストも新郎新婦との絆の深さを感じ取れるはずです。この機会に、ゲストとの絆を確かめ、これからの関係性につなげていくことができるのです。

利用されるシーン

席札メッセージカードは、披露宴会場での活用をはじめ、様々な場面で活用されます。

披露宴会場で

披露宴の席札として活用されるこのカードは、ゲストが自分の席に着くタイミングで目にすることになります。
ゲストが自分の名前を見つけ、隣のメッセージを読むことで、新郎新婦からの温かい思いが直接伝わってくるはずです。披露宴の開始前や、食事の合間などに、ゆっくりとメッセージを読む時間を設けることで、ゲストの心に深く刻まれることでしょう。会場全体が新郎新婦の感謝の気持ちに包まれ、ゲストも心地よい雰囲気の中で祝福の時間を過ごせます。

家に帰ってから二人の思いを感じる

スマホで動画を見るカップル

席札メッセージカードを引き出物の袋に入れておくことで、ゲストが帰宅後にゆっくりと二人の気持ちを感じ取れるでしょう。写真をと一緒に眺めながら、挙式や披露宴を思い返し、式当日の思い出とともに、二人への感謝の気持ちと絆を思い出すとができる素敵なアイテムとなるのです。新郎新婦とのこれからの繋がりももっともっと深くなることでしょう。

席札メッセージカードはさまざまなシーンでゲストへの感謝やお礼を伝えられます。やっぱり、お礼のメッセージが書かれてあると嬉しいですよね。
書くことが思い浮かばないという方にも参考にしていただけるような、ゲスト別の文例をご紹介いたします。

メッセージカードの書き方

  • 結婚式に参列してくれたことのお礼
  • ゲストとのエピソード
  • 結びの言葉

ゲストへのお礼

結婚式に出席してくれたことへのお礼。育ててくれたことへのお礼。相手に合わせての感謝の言葉を書きましょう。こちらはゲストの方共通でも大丈夫です。

<例文>

  • 今日は遠いところ 私たちの結婚式にきてくださりありがとうございます
  • 今日はご多用のところ 結婚式に出席していただき 誠にありがとうございます
  • 今日まで 愛情をたくさん注いでくれて ありがとう

ゲストとのエピソード

ひとりひとりとのエピソードって何かしらありますよね。一緒に遊んだこと、相談に乗ってもらったことなど。批判や、悪口はなしでこの機会に言いたいことなど書いてみましょう。

<例文>

  • 学生の頃、同じクラブで練習を頑張ったよね あの時の頑張りは今でも大切な思い出です
  • 出会ってから もう10年 早いよね これからもよろしくね
  • いつも相談に乗ってくれてありがとう 心強かったよ

結びの言葉

結婚後のお付き合いのお願いや、今後の抱負、結婚式を楽しんで欲しいなどの言葉。また新居へのお誘いでも良いでしょう。

<例文>

  • これからもご指導よろしくお願いいたします
  • 短い時間ですが 今日は楽しんでいってください
  • 余興楽しみにしてるね
  • 新居にもぜひ 遊びに来てくださいね

<ゲスト別>席札メッセージカード文例

Thank youと書かれたピンクのメッセージカードが花束の上に載せられている

上司・恩師・仕事関係へ

上司など目上の方に書き時は、正しい敬語を使いましょう。また仕事への意気込みなども添えてみましょう。

<例文>

  • いつもお世話になってばかりですが これからはご期待に添えるように頑張ります
  • 仕事もプライベートも充実している〇〇さんのようになります!
  • 結婚を機にステップアップできるように頑張ります

友人

仲の良い友人でしたらカジュアルな文面でも大丈夫です。友達ならではの思い出話はいかがですか?

<例文>

  • 受付を引き受けてくれてありがとう
  • 温泉旅行楽しかったね 今度は家族ぐるみで旅行にもいきましょう
  • 遠くからきてくれてありがとう 今度は私たちが遊びに行きますね

おじ・おば・いとこ

なかなか会う機会も少ない親戚で思い出も少ないかもしれません。結婚式に出席していただいたことへの感謝を込めて書きましょう

<例文>

  • なかなか会えないけど またみんなで集まりましょう
  • 子供の時はよく遊んだね
  • おじさん夫婦のように 楽しく明るい家庭を作ります

甥っこや姪っこ 子供へ

小学生や小さいお子様へは ひらがなを用いるなど年齢に応じたメッセージを書きましょう。またイラストでもいいでしょう。

兄弟姉妹へ

<例文>

  • たくさん喧嘩もしたけど 〇〇ちゃんが大好きです これからもよろしくね
  • 結婚してもずっと兄弟です いつでも会いにきてください
  • これからは離れちゃうけど 今まで通り仲良くしてね

両親へ

直接いうのは恥ずかしいけど、手紙だから言えることもあります。素直な感謝の気持ちを伝えましょう。

<例文>

  • お父さんお母さん 今まで育ててくれてありがとう 
  • お父さんとお母さんの子供に生まれてよかった 二人のような仲良し夫婦になれるように頑張ります
  • 今まで心配ばかりかけてごめんなさい これからは二人で幸せになります

メッセージカードを書く際の注意点

メッセージカードだけではなく、招待状もですが句読点「、」「。」は区切りや終わりをイメージするので使わないように。文章が長くなる場合などはスペースを入れて読みやすく調整しましょう。忌み言葉「重ねて」「戻る」「去る」「終わる」なども避けることがマナーです。

まとめ

席札メッセージカードは新郎新婦とゲストの絆を深める上で、大変有効なアイテムです。
結婚式当日はもちろん、その後の生活の中でも、二人の想いを感じ取ることができます。

  • 絆を深める上で大変有効な手段
  • 感謝の気持ちを直接伝えられる
  • ゲストが大切にされていると感じられる
  • 披露宴の演出として効果的
  • ゲストの着席時に新郎新婦の思いが直接伝わる
  • 活用次第で心温まる素敵な結婚式を実現できる

席札メッセージカードを上手に活用することで、より心温まる素敵な結婚式を実現することができるでしょう。普段は照れ臭くて言えないことだけど、結婚式にきてくれた方にはこの機会に感謝の気持ちをちゃんと伝えましょう。全員分を手書きにするのは大変な作業ですが、受け取った方はきっと嬉しいですから。

派手な装飾や規模の大きい演出も素敵ですが、小さなところにある心温まる配慮も素敵です。
あなたらしい結婚式にするために、うまく活用してみてください。