チャペル見学 12個の完璧チェックマニュアル!

結婚式場のチャペル

ブライダルフェアに行って挙式会場であるチャペルはしっかりと確認しておきたいものです。
普段なかなか見れる場所ではありませんし、友人の挙式に参列した時も、新郎新婦が入場してきて、讃美歌や誓いを聴いていたらフラワーシャワーへ…と会場スタッフさんの誘導のままに進んでしまい、なんとなくしかわからない挙式とチャペル。
でも、自分の挙式では、なんとなくで済ますわけにはいかないので、会場見学したときに必要なことをきちんとチェックしておきましょう。

チャペル見学12のチェックポイント

  1. 装飾や雰囲気
  2. 規模と収容人数
  3. バージンロード
  4. 挙式スタイル
  5. 設備・備品
  6. 演出や音楽に関するルール
  7. 牧師さん・神父さん
  8. チャペル内での写真・動画撮影
  9. 控室
  10. フラワーシャワーの可否
  11. ゲストの移動経路
  12. 費用について

装飾や雰囲気

チャペル内のバージンロードを進む新郎新婦

まず、チャペルの内装や照明、ステンドグラスなどの装飾に注目しましょう。これらの要素がイメージする結婚式の雰囲気と合っているかを確認します。 例えば、ナチュラルな木目調の内装ややわらかな照明は、ロマンチックな雰囲気を演出します。一方で、華やかな装飾やゴージャスな照明は、より華やかな印象を与えます。 新郎新婦のお二人のイメージに合っているかを十分に検討しましょう。
また、チャペル全体の広さや天井の高さ、開放感なども重要です。ゲストの人数に合わせて余裕のある空間かどうかを確認します。 さらに、チャペルの外観や入り口、ロビーなどの雰囲気も見落とすことなく確認しましょう。 チャペル全体が統一された雰囲気を持っているかどうかをチェックするのがポイントです。
これらの点をしっかりと確認することで、理想のチャペルを見つけることができるでしょう。

規模と収容人数

チャペルの収容人数が、ご結婚式に招待するゲストの人数に合っているかを確認しましょう。 ゲストの人数に対して狭すぎると、ゲストの方々が窮屈に感じられる可能性があります。一方で、広すぎるとチャペルが寂しく見えてしまうかもしれません。 ゲストの人数に合わせて、適度な広さのチャペルを選ぶことが重要です。
チャペルの規模を確認する際は、バージンロードの長さや祭壇までの距離なども注目しましょう。 バージンロードが短すぎると、挙式の演出が制限されてしまう可能性があります。一方で、長すぎるとゲストの方々の視界が遮られてしまうかもしれません。 祭壇までの距離も、新郎新婦の歩くスペースが十分確保されているかを確認する必要があります。
さらに、チャペル内の通路の幅や、ゲストの動線も見落とすことなく確認しましょう。 ゲストが快適に着席でき、スムーズに移動できるスペースが確保されているかを確認することが重要です。
これらのポイントを押さえることで、ゲストの方々にも快適に過ごしていただける、理想のチャペルを見つけることができるでしょう。

バージンロード

バージンロードは、実際に自分自身が歩いて、長さが適切であるかを確認しましょう。
バージンロードが短すぎると、新郎新婦の歩行距離が短く、挙式の演出が制限されてしまう可能性があります。一方で、長すぎると、ゲストの方々の視界が遮られてしまう恐れがあります。 新郎新婦の歩行距離と、ゲストの視界の両方を考慮して、バージンロードが最適な長さであるかどうかをチェックしましょう。あわせて、バージンロードの幅も確認しておくことが大切です。 新郎新婦が快適に歩行できるよう、十分な幅が確保されていることを確認しましょう。 また、ゲストの方々の動線にも影響するため、バージンロードの幅が適切であるかも確認が必要です。
また、バージンロードの素材や色合いにも注目しましょう。 バージンロードの素材は、チャペルの雰囲気やテーマに合わせて選ぶと良いでしょう。例えば、白いカーペットは清楚な印象を、花びらを散らしたバージンロードはロマンチックな雰囲気を演出できます。 また、バージンロードの色合いも、チャペルの内装やお二人のイメージ・テーマに合わせて選びましょう。

挙式スタイル

チャペルで行える挙式スタイルが、ご希望のスタイルに合っているかを確認しましょう。
一般的なキリスト教式の挙式のほか、神前式や人前式など、様々な挙式スタイルがあります。 新郎新婦のお二人のお好みに合わせて、チャペルで行える挙式スタイルを確認することが重要です。
また、挙式に関するルールについても確認が必要です。 例えば、牧師や神父の着用する衣装、挙式中の写真撮影の可否、挙式時間の制限など、細かなルールがある場合があります。 これらのルールが、ふたりが希望する挙式スタイルに合っているかを確認しましょう。
挙式の演出面でも注意が必要です。 チャペルでは、生演奏の音楽や、ろうそくの使用、フラワーシャワーなど、様々な演出が行えることがあります。 これらの演出が可能かどうか、ご希望の演出が行えるかを確認しましょう。

設備・備品

挙式に必要な基本的な設備・備品が整っているかを確認しましょう。
これには、祭壇、椅子、照明、音響設備などが含まれます。 これらの設備が適切に整備されており、挙式に支障がないかどうかを確認することが重要です。例えば、生演奏用のピアノや演壇、祭壇上の装飾品など、演出に欠かせない備品が準備されているかを確認しましょう。 新郎新婦のご希望に合わせて、必要な設備・備品が整っているかを確認することが大切です。
また、ゲストの方々の快適性に関わる設備・備品にも注目しましょう。 控室の有無や、トイレの設備、手洗い場の有無など、ゲストの方々が安心して過ごせる環境が整っているかを確認することが重要です。
チャペルの設備・備品の管理状態にも注目しましょう。 清潔で整理整頓された状態であるかを確認し、必要に応じて修繕や清掃が行われているかも確認することが大切です。
これらのポイントを押さえることで、挙式に必要な設備・備品が整っており、ゲストの方々にも快適に過ごしていただけるかどうかがわかります。

演出や音楽に関するルール

演出や音楽に関するルールがある場合があります。
自分たちがイメージする挙式スタイルがあるのであれば、必ずプランナーさんに具体的に伝えて、対応可能かどうかを確認するようにしましょう。チャペルによっては、生演奏や音響機器の使用に制限がある場合があります。 新郎新婦の希望する演出が可能かどうかを事前に確認することが重要です。
また、チャペル内での装飾やフラワーシャワーなどの演出に関するルールについても確認が必要です。 例えば、ろうそくの使用や生花の持ち込みが制限されていたり、特定の場所でのみ許可されていたりする場合があります。 新郎新婦の希望する演出が可能かどうかを事前に確認しましょう。

牧師さん、神父さん

挙式の神父さんとカップルと参列者

新郎新婦の信仰に合わせて、適切な宗派の牧師さん、神父さんが執り行ってくれるかどうかを確認することが重要です。 例えば、カトリック式の挙式の場合は、カトリックの神父さんが執り行うことが一般的です。
また、牧師さん、神父さんの人となりや経験についても確認が必要です。 挙式を滞りなく進行させるためには、経験豊富で信頼できる牧師さん、神父さんを選ぶことが重要です。 過去の実績や評判などを確認し、新郎新婦の希望に合った適切な人選ができるよう確認しましょう。あわせて、牧師さん、神父さんの衣装や所作、挙式の進行方法などについても事前に確認しておくと良いでしょう。 新郎新婦の希望に沿った挙式が行えるかどうかを確認することが大切です。
できれば、牧師さん、神父さんとのコミュニケーションをとっておきましょう。 新郎新婦の希望や要望を十分に伝えられる関係性を築くことで、理想の挙式を実現できるでしょう。

牧師さん・神父さんの違いについては、【牧師と神父の違いは?】それぞれの役割と挙式スタイルの違い で詳しく説明しています。あわせてご覧ください。

チャペル内での写真・動画撮影

カメラ

チャペルでの撮影が許可されているかどうかを確認しましょう。 中には、挙式中の撮影を禁止しているチャペルもあります。撮影の可否と、撮影可能な場所や時間帯を事前に確認することが重要です。
また、チャペル内での撮影ルールについても確認が必要です。 例えば、フラッシュの使用が制限されていたり、特定の場所からのみ撮影が許可されていたりする場合があります。 これらのルールを事前に確認し、適切な撮影方法を検討することが大切です。
専属のカメラマンやビデオグラファーの有無についても確認しましょう。 チャペルが撮影スタッフを手配してくれる場合は、その人選や料金などを確認する必要があります。 一方で、自身で撮影スタッフを手配する場合は、チャペルの撮影ルールに沿って適切な人選をする必要があります。
最後に、撮影機材の持ち込みに関するルールも確認しておきましょう。 三脚の使用や、大型の撮影機材の持ち込みが制限されている可能性があるため、事前に確認が必要です。
これらのポイントを押さえることで、チャペルでの写真・動画撮影に関して、スムーズな準備が行えるでしょう。

控室

挙式前に待機するための控室の有無を確認しましょう。
チャペルによっては控室がない場合もあるため、新郎新婦の着替えや準備ができる空間が確保されているかを確認することが重要です。
控室がある場合は、その広さや設備について確認が必要です。 新郎新婦が快適に過ごせる広さと、着替えや身支度ができる設備が整っているかを確認しましょう。 化粧台やドレスラック、洗面設備などが備わっていると便利です。
また、控室の清潔さや管理状態にも注目しましょう。 清潔で整理整頓された状態であることを確認し、必要に応じて清掃や補修が行われているかも確認することが大切です。
さらに、控室の動線や、ゲストの方々との動線の分離についても確認が必要です。 新郎新婦が控室から挙式会場へスムーズに移動できるよう、動線が適切に設計されていることを確認しましょう。

フラワーシャワーの可否

ガーデンウェディングでのフラワーシャワーシーン

チャペルでのフラワーシャワーが許可されているかどうかを確認しましょう。
中には、フラワーシャワーを禁止しているチャペルもあります。 フラワーシャワーの可否を事前に確認することが重要です。
フラワーシャワーを行える場所やタイミングについても確認が必要です。 チャペルによっては、バージンロード上やステージ上など、特定の場所でしかフラワーシャワーが許可されている場合があるからです。 挙式中や退場時など、タイミングも制限されている可能性があります。 これらのルールを事前に確認しておきましょう。
また、使用可能な花の種類や量についても確認しましょう。 チャペルが指定する花を使用しなければならない場合や、使用量に制限がある場合があります。 新郎新婦のイメージに合わせて、適切な花を選べるよう確認が必要です。
最後に、フラワーシャワーに関わる費用についても確認しておくと良いでしょう。 チャペルが手配してくれる場合は、その費用を確認し、自身で手配する場合は、チャペルのルールに沿って適切な準備ができるよう確認しましょう。

ゲストの移動経路

ゲストの方々がチャペルに入場する際の動線を確認しましょう。 チャペルの入り口から挙式会場までのルートが適切に設計されており、スムーズに移動できるかどうかを確認することが重要です。 ゲストの方々が迷わずに移動できるよう、適切なサインや誘導がなされているかを確認しましょう。
次に、ゲストの控室やトイレなどの付帯設備への動線についても確認が必要です。 ゲストの方々が快適に過ごせるよう、これらの設備への動線が適切に確保されているかを確認しましょう。また、新郎新婦の控室からの動線についても注目しましょう。 新郎新婦が挙式会場に向かう際、ゲストの方々と動線が交錯しないよう、適切に分離されていることを確認することが大切です。
緊急時の避難経路についても確認が必要です。 ゲストの方々の安全を確保するため、緊急時の避難経路が適切に設計されていることを確認しましょう。

費用について

アルファベットでCost performanceと書かれたプレートとスマホと電卓が置かれた画像

チャペル使用料の内訳を確認しましょう。
チャペル使用料には、挙式会場使用料、付帯設備使用料、スタッフ費用など、様々な項目が含まれている可能性があります。 これらの費用の内訳を確認し、新郎新婦のご予算に合っているかを確認することが重要です。オプション料金についても確認が必要です。 生演奏の手配、装飾の追加、写真撮影の手配など、様々なオプションサービスが用意されている可能性があります。 これらのオプション料金を確認し、ご希望のサービスを選択できるよう検討しましょう。
また、支払い条件や支払い時期についても確認しておきましょう。 申し込み時の前払い、残金の支払い時期など、支払い条件が異なる場合があります。 これらの条件を事前に確認し、スムーズな支払いができるよう準備しておくことが重要です。

まとめ

挙式は、披露宴よりも短い時間の中、少ない人数で執り行われるので軽視してしまう方もいらっしゃいます。ですが、ふたりが結婚の誓いを立てる一生思い出の残る重要なところです。ちゃんと自分たちの挙式スタイルが叶うのかどうかをあらゆる角度から確認しておく必要があります。
また、プランナーさんからそのチャペルでの挙式スタイルを教えてもらうことで、より幅広い視野で挙式をイメージしていくことができるでしょう。

ブライダルフェアで会場見学をするときは、必ずチャペルを案内してくれます。この記事で紹介した項目だけでなく、現場で気づいたことや発見したこと、わからない事はすぐにプランナーさんに質問して確認してメモを取っておくようにしましょう。ブライダルフェアでプランナーさんに聞く35のリストもあわせて確認してみてくださいね。
すべては2人の理想とする挙式を叶えるためです。