【失敗しない結婚式場 選び】式場比較で絶対チェックの17ポイントと比較のコツ
結婚式場選びは、おふたりの大切な思い出となる1日を過ごす場所探しの第一歩です。でも、たくさんの会場の中から理想の場所を見つけるのは、なかなか大変なもの。そこで、会場を比較する際のポイントをまとめてみました。
まずは、ブライダルフェアに参加して、実際の雰囲気を体感することからはじめましょう。チャペルでの挙式体験や、お料理の試食、会場の設備など、直接見て、感じることで、自分たちにぴったりな会場が見えてきます。
特に気をつけたいのは、予算や規模だけでなく、スタッフの対応や、プランの組み立てやすさ、写真・映像の仕上がり、ドレスの品揃えなど、色々な視点で比べてみること。それに、ゲストの立場になって、アクセスの良さや宿泊施設が充実しているかもチェックしておきたいですね。
この記事では、結婚式場を比較する時に知っておくと便利な17のポイントを、具体的にご紹介していきます。
会場選びのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
きっと、おふたりらしい素敵な結婚式場との出会いにつながるはずです。
式場 比較の17のチェックポイント
ご紹介する17のチェックポイントを式場ごとに比較しておくと、自分たちが理想とする結婚式がどの会場でなら実現できるのかを見極める際にきっと役立ちます。
- ブライダルフェアの内容や雰囲気
- ウェディングプラン
- チャペルや挙式場
- 披露宴会場の広さや設備
- お料理
- ドレスとタキシード
- ヘアメイクとブーケ
- ウェディングムービー
- 宿泊施設
- 式場の立地やアクセス
- 式場スタッフの対応や雰囲気
- ブライダルフェア限定の特典やサービス
- 式場の評判や口コミ
- 写真・映像サービス
- 二次会・アフターパーティーの対応
- 予算管理とコスト削減のコツ
- オリジナリティ演出とその対応
1. ブライダルフェアの内容や雰囲気
結婚式場選びの第一歩となるブライダルフェアは、実際の会場の雰囲気を体験できる絶好の機会です。多くの会場では、模擬挙式や試食会、会場見学などが無料で体験できます。特に人気なのが、実際の結婚式さながらの演出を体験できる模擬挙式です。チャペルでのバージンロードの歩き方や、人前式での誓いの言葉の確認など、具体的なイメージが湧きやすいと好評です。
試食会では、実際の披露宴で提供される料理を2〜3品程度味わえることが多く、料理の質やプレゼンテーションを確認できます。また、会場見学では、チャペルや披露宴会場はもちろん、控室やガーデンなども細かくチェックすることができます。
平日と休日で内容が異なることも多いので、可能であれば両方参加してみることをおすすめします。平日は少人数でゆっくり相談できる一方、休日は実際の結婚式の様子も見られる可能性が高くなります。また、季節ごとに装飾や演出が変わるため、結婚式を予定している季節のフェアに参加すると、よりリアルなイメージが掴めるでしょう。
ブラいいダルフェアでのチェック項目
◎模擬挙式の実施有無
◎試食会の内容
◎会場全体の雰囲気
○スタッフの対応
○当日のスケジュール例の確認
△実際の結婚式の見学可否
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
2. ウェディングプラン
多くの式場では、挙式・披露宴に必要な基本アイテムをパッケージにした基本プランを用意しています。一般的な基本プランには、会場費、料理、ドリンク、衣装(新郎新婦各1着)、装花、写真、司会者、音響照明費などが含まれます。プランの内容は式場によって異なるため、含まれている項目を細かくチェックすることが重要です。
オプションは、基本プランをより充実させるための追加アイテムです。人気のオプションには、追加衣装、プロフィールムービー、フラワーシャワー、キャンドルサービスなどがあります。近年は、ドローンでの空撮や、3Dホログラムを使用した演出なども登場し、選択肢が広がっています。
見積もりの透明性も重要なポイントです。優良な式場では、基本プランの料金内訳や、追加オプションの料金が明確に提示されます。見学時には必ず概算見積もりを依頼し、予算オーバーにならないよう、どの項目にどれくらいの費用が必要なのかを確認しましょう。早期の申し込みや平日挙式では、基本プランが割引になるケースも多いので、賢く選択することで予算内での素敵な結婚式が叶えられます。
ウェディングプラン確認でのチェック項目
◎基本プランに含まれる内容
◎概算見積もりの提示
◎支払い方法と時期
○各種特典の適用条件
○オプション料金の明細
△キャンペーン情報
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
3. チャペルや挙式場
結婚式の形式は、主にキリスト教式と人前式の2つから選べます。キリスト教式は、厳かな雰囲気の中で誓いを立てることができ、チャペルの荘厳な雰囲気や聖歌隊の歌声、パイプオルガンの音色など、伝統的な結婚式のイメージにぴったりです。牧師さまの説教は英語で行われることが多いですが、日本語での進行を選べる会場も増えています。
一方、人前式は自由度が高く、オリジナリティのある挙式が可能です。最近では、家族や友人に証人になってもらったり、二人の思い出の曲を流したり、独自の演出を取り入れたりすることができます。また、和装での挙式や、ガーデンでの野外挙式なども選択肢として人気です。
季節によって挙式会場の雰囲気は大きく変わります。春は桜や新緑、夏は青空と緑、秋は紅葉、冬はイルミネーションやキャンドルなど、それぞれの季節ならではの魅力があります。特にガーデン挙式を検討している場合は、実際の挙式時期に近い季節に下見に行くことをおすすめします。天候対策として、室内のバックアップ会場の確認も忘れずに行いましょう。
チャペル・挙式場でのチェック項目
◎収容人数
◎挙式形式の選択肢
◎空調設備
○バージンロードの長さ
○装飾のアレンジ可否
△チャペル内の撮影ポイント
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
4. 披露宴会場の広さや設備
披露宴会場選びで重要なのは、ゲスト数に合わせた適切な広さです。会場が広すぎると空間が余ってしまい寂しい印象に、狭すぎるとゲストの居心地が悪くなってしまいます。一般的な目安として、着席の場合は1人あたり1.5〜2㎡のスペースが必要とされます。また、多くの会場では、パーティション等で会場の広さを調整できるので、人数の変更にも柔軟に対応可能です。
最新の音響・映像設備も、思い出に残る演出には欠かせません。プロジェクターやスクリーンの大きさと設置位置、音響の明瞭さ、照明設備などをチェックしましょう。特に、プロフィールムービーやサプライズ映像を予定している場合は、全てのゲストから映像が見やすい位置にスクリーンがあるかどうかが重要です。
最近では、LED照明やムービングライト、デジタルマッピングなど、最新技術を駆使した演出設備を備える会場も増えています。ただし、これらの設備は会場によって大きく異なるため、実際の使用イメージを確認することをおすすめします。また、マイクの本数や、BGMの音量調節、照明の明るさなど、細かな設定が可能かどうかも確認しておくと安心です。
披露宴会場でのチェック項目
◎収容人数と広さ
◎テーブルレイアウト
◎映像・音響設備
○天井の高さ
○装飾の自由度
△照明の種類と演出
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
5. お料理
結婚式の印象を大きく左右する料理は、ゲストへのおもてなしの要となります。多くの式場では、和洋中から選べるコース料理を用意しており、試食会で実際に味を確かめることができます。特に人気が高いのは、和洋折衷のコース料理で、日本人の好みに合わせたアレンジが特徴です。
試食会では、料理の味はもちろん、盛り付けの美しさや温度管理、提供のタイミングなども確認できます。季節の食材を使用したメニューや、地元の特産品を取り入れた創作料理など、オリジナリティのある内容も増えています。また、ベジタリアンやヴィーガン、各種アレルギーへの対応も一般的になってきました。
特別食の対応については、早めに相談することが重要です。食物アレルギーを持つゲストがいる場合は、原材料の詳細な確認や、調理場での配慮が必要になります。また、子供用のメニューや、高齢者向けの食べやすい料理など、ゲストの年齢層に合わせた対応も可能な会場が増えています。美味しい料理は、結婚式の思い出を更に特別なものにしてくれるでしょう。
お料理でのチェック項目
◎試食の実施方法
◎アレルギー対応
◎コース内容のグレード
○食器の種類
○演出料理の有無
△追加料理の単価
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
6. ドレスとタキシード
レス選びは、多くの花嫁にとって結婚式準備の中でも特に楽しみな時間です。式場の衣装室には、王道のAラインドレスから、スレンダーライン、プリンセスラインまで、様々なシルエットのドレスが揃っています。近年は、白やオフホワイトだけでなく、ピンクやブルーなどのカラードレスも人気です。タキシードも、黒の正統派から、ネイビーやグレーなど、トレンドを取り入れたデザインまで選択肢が豊富です。
フィッティングサービスでは、専門のスタッフがサイズ調整を行い、体型をより美しく見せるための提案をしてくれます。ドレスの丈やウエスト、バストなど、細かな調整が可能で、着用時の動きやすさまでしっかりとチェックできます。また、ヘッドドレスやグローブ、ベールなどの小物合わせのアドバイスももらえます。
衣装の持ち込みについては、会場によって対応が異なります。持ち込み可能な会場では、通常1着につき2〜5万円程度の持ち込み料が発生します。ただし、会場の衣装とは異なり、アフターケアやメンテナンスは自己責任となる点に注意が必要です。また、前撮りやロケーション撮影を予定している場合は、衣装の貸し出し期間や追加料金についても確認しておきましょう。
ドレス・タキシードのチェック項目
◎衣装の品揃え
◎試着可能回数
◎サイズ直しの範囲
○小物の料金
○持ち込み料の有無
△前撮り時の貸出条件
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
7. ヘアメイクとブーケ
結婚式当日の花嫁の美しさを引き出すヘアメイクは、経験豊富なプロフェッショナルに任せたいポイントです。式場の提携サロンは、多くの花嫁のヘアメイクを手がけた実績があり、ドレスや会場の雰囲気に合わせた提案が可能です。また、SNSやウェブサイトでの口コミやビフォーアフター写真をチェックすることで、サロンの技術力や対応の質を確認できます。
トライアルメイクは、当日のイメージを具体化する重要な機会です。髪の長さや質感、顔立ちに合わせたヘアスタイルの提案や、肌質に合わせたベースメイクの選定など、細かなこだわりを伝えることができます。また、化粧持ちをよくするためのスキンケアアドバイスや、当日までのお手入れ方法なども教えてもらえます。
ブーケは、ドレスや会場装花との調和を考えながら選びます。生花の場合は季節の花を中心に、造花の場合は保存がきくメリットを活かして思い出として残すことができます。最近では、パールやクリスタルをアクセントに使用したブーケや、ご両親への贈呈用ブーケなど、オリジナリティのある提案も増えています。当日の気温や天候によってブーケの状態が変化することもあるため、フラワーコーディネーターとよく相談することをおすすめします。
ヘアメイク・ブーケのチェック項目
◎担当スタッフの指名制
◎試着時のメイクチェック
○ブーケの種類と料金
○当日の担当者数
△特殊メイクの対応可否
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
8. ウェディングムービー
思い出に残る演出として人気の高いウェディングムービーには、様々な制作オプションがあります。定番のプロフィールムービーは、幼少期の写真から交際時代のエピソードまでを織り交ぜて、ふたりの歩みを紹介します。最近では、ドローン撮影やスローモーション、アニメーション効果など、映像技術を活かした演出も充実しています。
制作期間は通常1〜2ヶ月程度で、打ち合わせから構成案の確認、素材の収集、編集作業と進んでいきます。特に写真や動画の収集には時間がかかるため、早めの準備がおすすめです。BGMの選択も重要で、著作権の関係で使用できない楽曲もあるため、会場に確認が必要です。また、エンドロールムービーやサプライズムービーなど、披露宴中の様々なシーンで映像を使用することも可能です。
完成したムービーは、通常披露宴の1週間前までには納品され、リハーサルで上映確認ができます。音響や照明とのタイミング合わせも重要なポイントです。また、DVDやBlu-rayでの納品に加え、デジタルデータでの提供も一般的になってきており、SNSでの共有や、スマートフォンでの視聴も可能になっています。
ウェディングムービーのチェック項目
◎制作期間
◎データ納品形式
○追加編集の可否
○BGMの選択範囲
△二次利用の権利
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
9. 宿泊施設
ホテルや専門式場での結婚式の場合、新郎新婦用のスイートルームが用意されていることが多いです。スイートルームは、通常のホテルの部屋よりも広く、ラグジュアリーな設備が整っています。ドレスの着替えやヘアメイクのスペースも十分に確保されており、式の前後でゆっくりと過ごすことができます。中には、専用のバトラーサービスが付いている会場もあります。
遠方からのゲスト用の宿泊施設も重要なポイントです。一般的に、会場では宿泊者向けの特別料金を設定しており、通常より割安な価格で部屋を確保できます。シングルからツイン、ファミリールームまで、様々なタイプの部屋が用意されているので、ゲストの予算や希望に応じて選択可能です。また、チェックイン・チェックアウトの時間も、結婚式のスケジュールに合わせて柔軟に対応してくれる場合が多いです。
宿泊施設 他のチェック項目
◎新郎新婦室の設備
◎ゲスト宿泊の割引
○客室グレード
○チェックイン時間
△送迎サービス
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
10. 式場の立地やアクセス
結婚式場へのアクセスの良さは、ゲストの参加のしやすさに直結します。駅から徒歩圏内にある会場や、無料の送迎バスを運行している会場は、特に遠方からのゲストに喜ばれます。最寄り駅からの所要時間や、複数の公共交通機関からのアクセスルートを確認しておくと、招待状に詳しい案内を記載することができます。
駐車場については、収容台数と料金体系を確認することが重要です。多くの会場では、結婚式参列者向けに駐車料金を無料にしてくれますが、事前予約が必要な場合もあります。また、雨天時のアクセスや、高齢者や車椅子を利用するゲストへの対応(バリアフリー設備の有無など)も、会場選びの重要なポイントとなります。式場の周辺環境も、写真撮影の候補地になるので、下見の際にチェックしておくと良いでしょう。
以下にチェクリストの例をあげますので、コピペして、あなたの思うチェック項目を追加して使ってください。
アクセスのチェックリスト
□ 最寄駅からの所要時間
□ 送迎バスの有無
□ 駐車場台数
□ 駐車場料金
□ 悪天候時の対応
□ バリアフリー設備
□ 近隣の二次会会場
アクセス・立地のチェック項目
◎最寄り駅からの所要時間
◎駐車場の台数と料金
◎送迎バスの有無
○タクシー手配
△周辺施設情報
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
11. 式場スタッフの対応や雰囲気
プランナーを始めとする式場スタッフの対応は、結婚式の準備から当日の進行まで、大きな影響を与えます。経験豊富なプランナーは、予算管理からスケジュール調整、当日の緊急対応まで、幅広くサポートしてくれます。特に、これまでの経験を活かした具体的な提案や、新郎新婦の希望を丁寧に聞き取り形にする力は、安心して任せられるポイントです。
打ち合わせの頻度は、通常3〜6回程度です。平日夜や土日での対応も可能な会場が多く、仕事との両立もしやすくなっています。また、メールや電話での相談にも随時対応してくれるため、気になることがあればすぐに確認できます。当日の進行を担当するスタッフとも事前に顔合わせができる会場が増えており、より安心して本番を迎えることができます。
スタッフ対応のチェック項目
◎担当プランナーの経験
◎打ち合わせ可能時間
○メール・電話の対応
○当日スタッフ数
△引継ぎ体制
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
12. ブライダルフェア限定の特典やサービス
ブライダルフェアに参加すると、通常では受けられない特別な特典を得られることが多いです。早期予約特典では、基本料金の割引や、人気のオプションサービスの無料提供、衣装やアルバムの優待などが一般的です。特に、1年以上先の予約では、最大で数十万円の割引が適用されるケースもあります。
シーズン別の特典も見逃せません。春や秋などの人気シーズンは早期予約の特典が充実し、夏や冬などのオフシーズンは、より大きな割引が期待できます。また、平日の結婚式を検討している場合は、土日祝に比べて基本料金が20〜30%程度安くなることも。フェア参加時には、複数の会場の特典を比較検討し、予算面でもお得に式を挙げられる方法を探してみましょう。
特典・サービスのチェック項目
◎早期予約特典の内容
◎季節限定特典
○申込時期による違い
○特典の併用可否
△ポイント制度
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
13. 式場の評判や口コミ
実際に結婚式を挙げたカップルの体験談は、会場選びの貴重な参考情報となります。SNSやウェディングサイトでは、リアルな写真や動画とともに、具体的な感想や評価を見ることができます。特に、料理の味や量、スタッフの対応、当日の進行具合など、実際に体験しないとわからない部分の情報は非常に参考になります。
ただし、口コミ情報は個人の主観による部分も大きいため、複数の情報を総合的に判断することが重要です。可能であれば、実際の結婚式の様子を見学させてもらったり、過去に式を挙げたカップルの話を聞かせてもらったりすることで、より具体的なイメージを掴むことができます。また、会場のSNSアカウントをフォローすることで、最新の情報や実例写真をチェックすることもできます。
評判・口コミのチェック項目
◎実際の利用者評価
◎SNSでの投稿内容
○スタッフ評価
○料理評価
△トラブル対応事例
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
14. 写真・映像サービス
思い出を形に残す写真・映像サービスは、結婚式の重要な要素です。前撮りでは、教会やガーデンでのウェディングフォトに加え、観光地や思い出の場所でのロケーション撮影も人気です。落ち着いて撮影に臨める前撮りは、当日のフォトアルバムとはまた違った表情の写真が残せます。
アルバム作成では、写真の選定から構成、デザインまで、プロのフォトグラファーとカメラマンが丁寧にサポートしてくれます。最近は、デジタルアルバムやフォトムービーなど、データでの提供も一般的になってきており、SNSでの共有や、スマートフォンでの閲覧も簡単にできます。後撮りを選択すれば、当日とは異なるロケーションやドレスでの撮影も可能で、より思い出深いアルバムを作ることができます。
写真・映像サービスのチェック項目
◎撮影スタッフ数
◎データ納品方法
○アルバムデザイン
○追加注文の価格
△ロケーション撮影
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
15. 二次会・アフターパーティーの対応
披露宴後の二次会やアフターパーティーは、よりカジュアルな雰囲気で親しい方々と過ごせる時間です。会場内に二次会専用スペースがある場合は、移動の手間が省け、装飾や音響設備もそのまま利用できる便利さがあります。また、披露宴とは異なるケータリングメニューや、オリジナルドリンクの提供など、パーティー向けのサービスも充実しています。
近隣の二次会専門会場との連携がある式場も多く、送迎バスの手配や、特別料金の設定など、スムーズな移動とお得な利用が可能です。最近では、披露宴会場をそのまま二次会会場としてカジュアルにアレンジする「1.5次会」というスタイルも人気です。より多くのゲストと楽しい時間を共有したい場合は、こうした選択肢も検討してみましょう。
二次会対応のチェック項目
◎会場内の二次会スペース
◎近隣会場との連携
○料金プラン
○ケータリング対応
△設備の利用可否
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
16. 予算管理とコスト削減のコツ
結婚式の予算管理では、曜日や時期による料金の変動を賢く活用することがポイントです。一般的に、土日祝や春秋のシーズンは料金が高めに設定されていますが、平日や夏冬のオフシーズンを選ぶことで、20〜30%程度の節約が可能です。また、早期予約の特典や、フェア参加特典を利用することで、さらなる費用削減が期待できます。
費用対効果の高いオプションの選び方も重要です。例えば、装花は会場装飾とブーケで色味や種類を統一することで、全体の費用を抑えることができます。また、ペーパーアイテムは手作りにしたり、引出物は実用的なものを選んだりすることで、予算を効率的に使うことができます。ただし、料理や写真など、思い出に直結する重要な要素については、優先的に予算を確保することをおすすめします。
予算管理のチェック項目
◎見積もり内訳の詳細
◎支払いスケジュール
◎割引適用条件
○追加料金の発生項目
△値引き交渉の可能性
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
17. オリジナリティ演出とその対応
近年の結婚式は、新郎新婦の個性や希望を反映させたオリジナル演出が主流となっています。会場の基本的な設備やサービスをベースに、装飾やプログラム、演出まで、細かなアレンジが可能です。例えば、ふたりの趣味や共通の思い出をテーマにした装飾、オリジナルケーキやデザート、サプライズ演出など、アイデア次第で様々な工夫ができます。
特別なリクエストへの対応力も、会場選びの重要なポイントです。ペットと一緒の撮影や、海外の伝統的な儀式の取り入れ、特別な料理の提供など、一般的ではない要望にも柔軟に対応してくれる会場が増えています。打ち合わせの際には、やりたいことを遠慮なく伝え、実現可能かどうかを確認してみましょう。会場側から、より良い代替案が提案されることもあります。ふたりらしさを存分に表現できる結婚式を作り上げることで、ゲストにとっても印象深い1日となるはずです。
オリジナリティ演出と対応のチェック項目
◎オリジナル演出の可否
◎装飾のアレンジ範囲
○特別リクエスト対応
○持ち込みの制限
△特殊演出の実績
※優先度:◎最優先 ○要確認 △余裕があれば
まとめ
結婚式場選びで大切なのは、ブライダルフェアで実際に見て、感じたことを大切にすることです。
会場の雰囲気や、スタッフの対応の印象を素直に受け止めましょう。基本的な情報として、挙式のスタイルや会場の広さ、場所の便利さはもちろんですが、見積もりの分かりやすさや、予算に応じて内容を調整できるかどうかもしっかりチェックしたいポイントです。
会場の設備や、ドレスの種類の豊富さ、お料理の美味しさ、写真や映像の仕上がりの質など、気になる項目はメモを取りながら確認していくと、あとで見返したときに分かりやすいですよ。また、担当プランナーの話しやすさや、打ち合わせの予約が取りやすいかどうかも、準備期間を楽しく過ごすために大切な要素です。
参列してくれるゲストのことも考えて、宿泊する場所や二次会場までの行きやすさ、お年寄りやお子様への気配りなども、会場選びの大事なポイントになります。もちろん、感染症対策や、予定変更が必要になった場合の対応なども確認しておきましょう。
それぞれの会場の良いところを見つけながら、自分たちが特に大切にしたいことを軸に選んでいくと、理想の会場が見つかるはずです。見学やフェアで気づいたことは、その場でメモを取るなどして、あとで見返せるようにしておくと便利ですよ。